みなさん、こんばんは
女性の健やかな毎日を応援する産婦人科医(@名古屋)
さとう式リンパケア インストラクター&セルフケアマスター
の原紗希です
さてさて、★クリニックでの一コマ★
「とにかく悪阻のときみたいに気持ちが悪くて
ご飯も食べられない」という若い患者さんがみえました。
採血みてもこれといって
気持ちが悪くなるような原因は見当たらない…
もちろん妊娠でもない…
となると、胃腸の働きがかなーり落ちているのかなと
夏は熱いので冷えとは無縁と思われがちですが、
冷たい食べ物に、薄着、エアコン…と
身体を冷やす要素がたくさんあるので、
夏こそ冷えに注意!なわけです
この患者さんにはまず絶対にやってくれといったことは何でしょう?
一口あたり50回くらい噛んでください
まずはやっぱりこれですね
あとは胃酸の出も悪いかなーってことで
一口食べて、レモン水を一口飲む
これを試してもらいました。
ここまではほぼタダみたいなものですね
あと、病院ではあまり言われないだろうことですが、
「背中凝ってませんか?」「お腹硬くないですか?」。
お腹が硬いというのは、
病的にということではなく、筋肉が固まってませんか?ということ。
病院に来るような人で、
「全然凝りとかないんです」って言う人は、今のところいませんね
胃の周りの筋肉がガチガチだったら
そりゃ胃の動きも悪くなるでしょう、っていう話です
1ヶ月後、
「まだ本調子とは言えないけど、
かなり元気になってきました」
と話してくれました。
他にも少し食べ物や食べ方、生活習慣についてお話はしましたが、
メインはこの食べ方ポイント2つ+身体のケアについて。
彼女なりに頑張って取り組んでくれたようです。
あともう少しですね
日本人の7−8割は胃酸が少ないと言われています
そこに胃酸分泌を抑える薬を使うと逆効果です。
胃酸が少ない人は
まずはよく噛むことがタダでできる一番簡単な方法ですが、
レモン水やアップルビネガーも
胃酸の働きを助けてくれます
胃酸出てないかも?という人は是非お試しを
あとは案外盲点の周りの筋肉!
さとう式リンパケアで筋肉を緩め、
内臓がはいっている”腔”を整えてあげると、
それだけでも内臓機能がアップしますよ