お正月に彼と観た映画は「キャプテン・フィリップス」トム・ハンクス主演の実話を元にした映画。
ソマリアの海賊から船を襲撃される。って話ですね。
まぁ、いろいろ考えさせられる映画でしたね。
あんな小さなモーターボートで大型貨物船が襲撃に合うのも、武器を装備できないと対抗できない
ものなのか…。
まだ年若い漁師が、海賊に駆り立てられる現状も貧しさ故の手段になってる現状もなぁ。
悪を生み出す根源は何なんだ…。
海賊の襲撃人質事件なんだけど、アメリカ軍が出てきた時からは、軍の圧倒的な強さを見せつけるような印象を受けた。まさしく、プロフェッショナル集団。
はて…日本のレベルってどの程度?と心配になってきた。
トム・ハンクスの、ラストの演技はとても良かった。救出された安堵感や、射殺された若者に対する
哀悼?慟哭?戸惑い?身に起こった全てがまだ体の隅々に残っているようだった。
まぁ、それに反して淡々と身体チェックをする女性との対比がその演技を印象づけたかな。
緊迫した状況が続くので飽きさせない、いい映画でした。
アメリカ映画って、とかくSFものでも家族愛みたいなストーリーが入りがちだけど、それがなかった
ので、よかった。
最近は齢をとってきたせいか、ドキュメントっぽいものが好きになってきた。
淡々と事実を見せてくれたほうが煩わしくなくていい。
「永遠の0」の映画も今やっていますね。
お正月に家族で集まった時に弟がこの本を読んだらしく、えらく感動したようで「お前も読め」と
言っていた。
大晦日、友人が来た折この映画を観たらしく、こちらもえらく感動して「是非、観に行き~」と言う。
先日、新年会で友人の家に行ったら、「この本があるよ」と言うので借りることにした。
まずは、本を読んでみようかな。