初めてクラシックバレエのお膝元、
ウクライナのバレエカンパニー
キーウ・クラシック・バレエを観てきた。
ヨーロッパ各国、日本人も参加する
インターナショナルなバレエ団。
でもウクライナ人の舞う姿を
目の当たりにすると
やはりクラシックバレエは
スラヴ人が作り上げたものだと
直感的に入ってくる。
その美しさと研ぎ澄まされた
肢体の舞いは圧感なのだ。
ロシアを含めた東スラヴの起源は
ウクライナなのである。
今、そのロシアがウクライナに侵攻し
破壊と虐殺の限りを尽くしている。
テレビやインターネットから知る
戦争犯罪の様は毎日毎日流され
遠く離れた日本人でも流石に
他人事とは思っていられない。
故郷を無くし、家族を無くし
友人も無くしたであろう境遇の渦中
こうやって必死で頑張って
表現し伝えている彼らを目前に
するのは、ただ流される情報を
知るのとは雲泥の差。
平和である事、生きる意味、
考えさせられる。
許せない、看過できない、
絶対に。