バイクで全国走り回ってると、
温泉好きなこともあり登山口を
見つける事が多い。
登山好きにはなんてもったいない
と言われる。
最近、また山登りを再開した事もあり
それならバイクで登山にアプローチ
してみようと、今日はYB125SPで
落合峠登山口から矢筈山にピストンで
登ってみることにした。
なんだかんだ言って、
実は一人で山に登ったことは無かった。
今日は初めて事が重なる。
三加茂から深渕に向かって44号を登る。
桟敷峠を越え、深渕の渓流伝いの道を
奥入瀬渓流に思いを馳せながら走る。
美しい、大のお気に入りの道。
ここ数日荒天だったのか
流木が目立つ。
電線、やばい。
これはどこに通報すればいいのだろうか
と考えながら走る。
警察?県道だから県庁?電力会社?
烏帽子山の登山口を発見。
烏帽子山には林道から上がるルートもあるし、
落合峠からこの山へ縦走するルートもあるらしいがまま荒れているようで、
一人では気が遅れる。
標高が上がってくるとブナ林に
変わる。
落合峠に到着、気温は19度、涼しい。
天気は今にも降り出しそうな空。
駐車場にバイクを止めて、
ヘルメットにビニール袋を掛けておく。
さて、いよいよ初一人登山。
峠から見えてる高地から、
上がってきた峠の登山口を見る。
目的の矢筈山山頂はしっかりと
重たい雲の中。
しばらくは尾根の縦走道が続いて
歩きやすい。
道には鹿の足跡と糞と尿臭。
無残に、鹿に樹皮を食われたケダモミ。
一帯の樹木が枯れた場所、
なんでだろ、鹿のせいかな。
行程の6割は縦走道だが
後半4割はキツい登りと
滑りやすい斜面を行く。
あと800m、ここからは滑落注意ゾーン。
降りて登って、斜面を横切ってを
繰り返す。
あ、見えた、頂上。
良かった良かった、一人で来られたね。
お昼ご飯でもと思ったけど
アブが凄くてじっとしていられない。
仕方なく、すぐに下山。
左手の嶺の向こうから登ってきたのか。
まあまあ来たな。
アップダウンの角度がキツい。
道が狭くて足の運びがし辛い。
鹿の水飲み場、登山道は全て
鹿の糞と尿臭が絶えなかった。
真ん中に見える一番奥が、
登頂した矢筈山。
登山口に向かって、真ん中が前烏帽子、
右端に烏帽子山。
帰ってきました、往復3時間
休憩カウントはYAMAPで25分
桟敷峠まで戻り、風呂塔キャンプ場跡
というところをチェックに。
着いたと同時に雷雨に遭い
キャンプ場を見ずにそのまま水の丸公園へ。
パラセーリングの基地でした。
天気が良ければ見晴らしも楽しめそう。