ようやく大きな余震の間隔が
広がり始めたとはいえ、
度重なる震度6以上に揺さぶられた大地、
この雨で土砂崩れ、土石流、
河川やダムの決壊も懸念される。
その規模は阪神淡路大震災と
同じクラス。
起こった場所が阪神という都会を
巻き込んだかどうかで、
被害状況も異なるが、
被災者一人一人にとっては
死亡者数の問題ではない。
被災者のみならず、
日本に暮らす限り総明日は我が身。
しかし、はや今夜になると
テレビはプログラム番組の消化を
始めた。
阪神淡路の時、東日本の時、
どうだっただろうか。
本震の翌朝刊のテレビ欄は
白紙になっていた。
何が違うのか?
首都圏に近いからなのか、
死者数なのか。
これに違和感を感じないのだろうか?
現地ではまだ災害ボランティアセンター
すら立ち上げられない状況だというのに。
日本人の二面性を感じずにはいられない。