昨日三田共用会議所で行われた、金融庁のEDINET再構築に係るパイロット・プログラム説明会に参加してきました
”会議所”なんていうものですから、私はてっきり公民館の会議室みたいなところを想像していましたが、どうして、どうして
入り口には厳重な警備体制が引かれており、ロビーはホテルそのもの、中庭の芝生は丁寧に手入れされており、荘厳な空間で圧倒されました
自販機では500mlが110円、350mlが80円で販売されていました
それはさておき
以前お話した通り、財務諸表を含む企業情報は有価証券報告書という文書で一般に公開されますが、上場会社の有価証券報告書はインターネット上でEDINETにアクセスすればいつでも閲覧ができます
そして、その有価証券報告書の 第5経理の状況 のコンテンツの連結財務諸表及び財務諸表本体が平成20年4月よりXBRL化されて公開されるという新EDINETが開始します
そしてXBRLデータはさらにHTMLデータに変換されて開示されます
つまり、一般公開される企業情報はHTML方式とXBRL方式と二種類になるということなのです
これは監査に与える影響は軽微とはいえません
会計士は企業が実際に行った取引を適切な期間に適切な金額で記録しているか、決算整理は妥当であるか、開示される書類は適正であるか などをチェックします
この最後の段階の開示書類の適正性のチェックの仕方が変わってくるでしょう
具体的には各項目の合計数値や貸借一致などはfootingという手法を用いてチェックしてましたが、これからは、XBRLの構造からして、無意味なことになりそうです
HTMLされた財務諸表では構成比や百分比は表示されません(財務諸表はシマシマ模様らしいです)
替わりににタクソノミと呼ばれる雛形を設定するに際して、各勘定の内容は実情に即しているか、恣意的な設定をしていないか などを監査する必要があります
今回説明があったパイロットプログラムとは新EDINETシステムで試験的に有価証券報告書を作成し提出するというものですが、パイロットプログラムで提出された有価証券報告書は一般開示されません
説明会で2点ほど疑問がありました
・会計監査はXBRLとHTMLの両方を監査対象とするのか
・XBRLからHTMLに適切に変換されて開示されているかのチェック(適切に変換されない場合があるとのこと)も会計士が行うのか
以上を金融庁に問い合わせ中です
わかり次第、アップしますねー
