土用の丑の日、前日の鮎釣りとうなぎ丼!郡上7回目 2024/7/23 | 鮎を求めて東奔西走

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鮎釣りを中心としたnonojiの活動日記、雑記帳
最近は潮干狩り、うなぎ釣り、海にもたまに顔出します^ ^

梅雨明けしたら猛暑、暑すぎます。


こんな日は川に浸かって涼むにかぎります。




その前にやっておかなきゃならない事が。


土用の丑の日がきますからね。


そう、これまでに釣り貯めたうなぎを捌かないといけません。


釣ったり食べたりするのはいいが、捌いて焼くまでがひと苦労。


素人があの長細いウナギを捌くのは大変な労力が要ります、まして焼くのなんてこれで失敗したら全てがパーになってしまいますから。


今回は特大もいますからね。


うなぎ用簡易まな板からはみ出しそうでした。



9匹全部捌き切り分けてパックして後片付けしてたら3時間かかりました。


長いものの苦手な嫁さんは決して手を出さない、見るのもイヤだからキッチンに近づきません。


まぁ、美味しく食べてくれればいいですからね。



これを鮎釣りに行く前の晩、仕事が終わってからしてたので寝不足で出発となりました。




美濃で38℃予想、郡上も同じで暑いでしょう。


水分は充分過ぎるくらい持ったのでクーラーが重い、食料が入る余地が無くなっちゃったよ。




まずはは八幡の清水釣具さんでオトリを仕入れて、近況をチェック。


大将曰く、どこでも釣れるぞー!との事。

これだけ高温が続いていると土用隠れを心配しましたが、まだ水温がそこまで上がっていないみたい。

まだ水が冷たいから大丈夫だって。


そして早朝から大先輩方御一行様が大和の例の場所に向かったそうだ。

あの人達はここと決めたらまず動かないから同じ所に入っているだろうって。


いつもの場所ね、落ち込みから開きにかけてを陣取り自分も何度か挑戦したが釣れなかった場所。



さて自分はどこに入りましょう。



前回の吉田川が好感触だったので、雨が降らず水が下がった今はどうなったか気になりそちらへ。


着いてみたら水量は2週間前とほぼ変わらず、ただアカ腐れが進んでました。


あとで聞いたら夕立が多く水量は下がってないそうだ。


車も多いがまだ入る余地はありそうです。



夏空に川の景色、鮎の最盛期ですね。


準備してるうちから汗が噴き出てきます。


8時半スタート、まずは石色の良い辺地から。



開始早々、水中でギラギラッ!


幸先いいじゃない、小さいけどオトリ替え成功。


ここで2、3オトリを取ってと思ったがこれ以降音沙汰無し。



徐々に真ん中に立ち対岸側の流芯へ。


前回と違いこちら側がアカ腐れ気味でズルズルすべる。


オレンジに見える石には多数の食み跡が。


こんな色の石を狙えばいいのかな?


ところがこれが迷走タイムの始まり。


とにかく暑いので帽子を濡らしたり身体中に水かけたり、塩飴なめてお茶飲んで。


汗が止まらないけどひと汗かいたら少し落ち着きました。



人も増え簡単に移動出来ません。


1時間くらい彷徨ってやっと瀬の中でガツン!


10時くらいから活性が少し上がった気がします。


周りの竿も立ち始めたようです。


同じような所を同じように探っているのに先程粘っていた場所から背掛りで掛かる。



どこに居たのかね?




一台また一台と車が止まり完全に身動きが取れなくなりました。


空いているのは白泡のの急瀬だけ。


ただここも何人もの人が釣り下がって行った場所、簡単には出てくれません。


オモリ付け沈めてガツン!


ここでは白っぽい鮎、付き鮎は釣られちゃったのか。


飲み物も無くなり早めの昼食に上がります。



今日は特製玉子サンド、暑くて食欲なくなるので食べやすい物にしてもらいました。


美味しゅうございました^_^




ちょうど上がって来られた方々と情報交換。


先日、この場所で沢山釣られた人がいたそうで、それで人が集まってくるとか。


午前中大和で釣っていた人はサイズが小さくて、オトリ継ぎに苦労してこちらに来たそうです。


長めの休憩で体力を回復。

暑さのせいか寝不足だからか久しぶりにしんどい釣りになりました。




多くの人が昼食に上がられたので今のうちに朝の瀬をおさらい。



なるべく人のやって無さそうな竿抜けを狙って。


おっ、


やっと黄色い鮎が掛かったよ。



続いて追い星も大きくクッキリな鮎。



強い瀬では気持ちの良いアタリをしてくれます。



背掛かりが多いので急瀬からも引き抜けるし。


人が多くて目的のポイントまでたどり着けず今日は断念、大鮎ポイントは次回のお楽しみに。


3時過ぎからは差し鮎かな。


1日竿を出していて感じたのは掛かる瀬で粘れば釣り返しが効くみたい。


動く範囲も少なく体力の温存にもなりますね。


自分は動き回り後半は足が上がらず大石で滑って両膝を強打、川の真ん中で悶絶してました。



最後はこの子。


チビアマゴ、もちろんリリースで。



今日はここまでノントラブルできました。


逆バリチェックしてる時、下向いた拍子に帽子がズリ落ちて慌てて帽子と一緒に道糸を掴んでしまいその衝撃でつまみ糸から先でヒラヒラヒラ〜、切れちゃったよ(ー ー;


こんなんで切れるんだ、もしガツッ!とアタられたらどんぶり食らっていたでしょう。


5時過ぎて少し残業してたけどこれで気持ちが切れ納竿です。



本日の釣果  鮎  15尾  16〜19cm


数は出なかったが1日楽しく釣らせてもらいました。

暑さとの戦い、夏の鮎釣りを思い出しました。

熱中症にならずに楽しめたので良しとしましょう。


水は冷たく鮎は多そうですのでもっと早く活性が上がっていればね。


美並の組合員さんが言ってたけど今年の鮎は成長が遅い、もう大クラスがバンバン掛かってもいいのにと。

一雨毎に大きくなるはずの鮎がまだ中サイズまで、こんな年は初めてだと嘆いていました。


この日の晩は両足が攣って眠れず攣った足を庇うと反対の足が攣る恐怖のループ、何度も起きて悶絶して(>_<))

これって熱中症?



そして翌日は土用の丑の日。

夕方から雨雲が広がるそうなので早めの準備して焼き始めました。


まずは先日捌いたウナギの頭と骨を焼き新しいタレの中へ、そして去年の残りも混ぜて煮詰めます。


長年継ぎ足されたタレを知り合いから分けてもらい、我が家に来てから3年目のタレになります。



小分けにせず1匹のまま串を打ち焼くのが理想ですが、まだ串打ちが上手く出来ないので切ってから焼いてます。


タレを付けて焼くとあのいい匂い、これでご飯2杯は食べられる。


今回デカウナギは師匠からの提言で、焼きを入れてから蒸してやるとより美味しく食べられると教えてもらったので一手間加えました。


蒸してから何度もタレを塗り皮がパリパリになるまで焼きあげました。


そしてこちらも忘れててはいけません。


前日に釣ってきた鮎も縦焼きに。



最後に夏野菜を焼き始めると雨がポツポツ、なんとか本降りになる前にすべて焼き上がりました。


天然物鰻丼の完成です。


うーん、旨い!^ ^


皮パリパリで身はふっくら、我ながら上手く焼けたと思います。


脂ギトギトじゃないサッパリした感じは天然物の証。

嫁さんが食べてくれる鰻丼なんです。


タレの味も好みの味に仕上がって、これならいくらでも食べられます。



ちょうど8ヶ月の妊婦健診に来ていた次女だけがこの鰻丼にありつけました。


末娘は神宮でオールスター観戦、残念がっていたけど仕方ない、また次の機会に。



そして炭火焼きした鮎の塩焼き、これにはもう言葉は要りません。


鰻丼もそうだが鮎の塩焼きも今季初なんです。

西向いて笑いましたよ。


今までは小さすぎて塩焼きするのを躊躇してました。


頭から齧り付き、ほろ苦いワタの味をハイボールで流し込んで、うーん最高!



夏バテ気味で熱中症になりかけてたかもしれないけど、これで生き返りました。


まだまだ暑い夏を乗りきらなきゃいけないからね。





来週も郡上か⁉︎