山の辺の道を歩いてきました!前編 2023.5.2 | 鮎を求めて東奔西走

鮎を求めて東奔西走

鮎釣りを中心としたnonojiの活動日記、雑記帳
最近は潮干狩り、うなぎ釣り、海にもたまに顔出します^ ^

GW突入したけど休みは1日だけ。


長女一家も旦那さんの実家へ里帰り。

赤ちゃんの居る生活も2週間が過ぎ、ドタバタで結構しんどい。




少し落ち着いた所で緑の中を歩いてきました。


向かった先は奈良にある山の辺の道。


予定では御在所岳の隣の鎌ヶ岳に挑戦するつもりでいたが、嫁さんの希望で山よりも平坦な道がいいとこちらに変更。


万葉集の歌碑や神社、寺を巡るのだそうだ。

一昨年奈良公園周辺を歩き回ったので今回は天理〜桜井の間です。


でも長い距離歩くけど大丈夫か?



GWに入ったがまだ平日、たいした渋滞もなく名阪国道で天理へ。


針テラスを過ぎて奈良盆地が見えるといつもテンションがあがります。



天理駅前に車を止めてここからスタート。


まだ営業前のアーケードを抜けて山の辺の道を目指します。


商店街の先にドーンと大きな建物が。


天理教の教会本部でした。

とてつもない大きさの建物です。


確か小学生の時に一度だけ来た記憶があります、それだけ印象的な建物だったのでしょう。



途中で歩道にこんなプレートが埋め込まれてました。


矢印に沿って進みます。


まずは石上神宮から。


カラフルなニワトリ達がお出迎え。


今日は御朱印帳持参して参拝の後御朱印をいただきました。



ここから山の辺の道に入ります。


奈良駅まで続く北・山の辺の道はここから20kmほど、1日では厳しいかな。


今回は桜井駅までの16km。

地図や標識を辿り民家や農地の横を通り抜け、古墳や神社仏閣など見所が多い道です。



こんな句碑が道のあちこちに建ってます。


続いて内山永久寺跡。


平安時代に創建されたご明治に入り廃寺になった、今では本堂池を残すだけです。


跡地に休憩所が建てられてました。


ハイカーの姿もチラホラ、軽登山スタイルから普段着まで思い思いの格好で。


夜都伎神社です。


灯篭のひとつに小鳥の巣が、親鳥が餌を運ぶと中から元気なヒナの声が聞こえてきます。


こんな農道を歩いたり。


石畳を歩いたり。


東乗鞍古墳


集落の近くに突然古墳が現れました、最初は驚いたがこれからいくつも出現します。



それにしてもいい天気、歩いてると暑くなる。


ちょうど昼になり近くの休憩所で休みがてら持ってきたおにぎりで軽い昼食を。

大神神社(三輪明神)で三輪そうめんを食べる予定なので簡単に済ませました。



まだ行程の半分も来ていないのに昼過ぎちゃったよ^^;


まぁ、慌てる事もないのでのんびり行きましょう。



ここにも歌碑が。


立ち止まり読んでいるとなかなか先に進めません。


長岳寺へ。


このあたりからハイカーや参拝者が増えてきました。


ツツジの参道で出迎えてくれます。


入り口で是非見ていってと進められた重文の地蔵院と樹齢400年の松がこちら。



この松、幹が枯れて空洞になっているのに

立派な枝が伸びてます。

こんなの初めて見ました。



境内の優しい緑に癒されます。


先ほどまでの暑さがどこかに消えてしまった。



山を少し登った高台に石仏がありました。



古墳の石材を利用した鎌倉時代の石仏。



池のカキツバタがまさに満開。


本堂に花を添えてます。


中には阿弥陀如来像,イケメンの観世音菩薩と勢至菩薩が安置され、これらが藤原時代から800年を経た長岳寺のご本尊だそうだ。


本堂に入り仏像をゆっくりと見学、秋には開帳される地獄絵図のレプリカもありなかなか興味深かったですよ。


ちょっと長居をしてしまいました。




長岳寺の横には天理市トレイルセンターがあり多くのハイカーと共に観光客が集まってました。


レストランも満席で待ちが出るくらい。


トレイルに関する書物やお土産なども揃いオシャレな作りになってます。

新しい建物でこのGWもきっと大賑わいでしょう。


現在地を地図で確認してみると、


進んだ道のりは全行程のちょうど中ほど、やっと半分来たかという感じ。


まだまだ山の辺の道のゴールは遠い^^;





長くなったので後半につづきます。