今週は前から一度行ってみたかった御在所岳へ登山です。
嫁さんと二人で行ってきました。
一昨年、鮎友達のF君と古座川遠征の時に鈴鹿セブンマウンテンの話を聞き、是非行ってみたくなりました。
F君は入道ヶ岳の近くに住み、普段トレーニングで登っているそうだ。
御在所岳は人気で大勢の人が登山してますね、近くには湯の山温泉もるし。
戻りはロープウェイでもあるから。
ただ危険な場所も多いので注意が必要と教えられました。
湾岸道から新名神に入り1時間。
今日登る御在所が正面に見えてくるはずだが、春霞でよく見えません。
新名神の菰野ICで降りると御在所岳の登り口までは近いので助かります。
途中の山腹にはまだ山桜が満開でした。
鈴鹿スカイラインはトンネル工事で通行止め、温泉街を抜けて中道登山口近くの駐車場を目指します。
スカイラインが通れないのは不便ですね、滋賀県側に抜けたい方々も困ってましたよ。
8:30、いよいよ登山開始です。
山頂方面はガスって見えません。
こちらの山肌には白い花の木がいっぱい、コブシかな?
しばらく進むと突然頭上にゴンドラが通過していきます。
まだ営業直後なのでお客さんが少ないみたい、写真を撮っているとあちらもパチリ。
まさか自分が歩いて登る日が来るとは。
そして有名なおばれ岩へ。
思ってたより巨大な岩でした。
嫁さんがおばれている所を表現したら、挟まったみたいになっちゃった(^^:)
そして一番会いたかった岩、地蔵岩!
なんでこうなっちゃったの???
自然に出来たとは思ない形、奇跡のバランス、感動です!
根っこだらけの道や岩を抜けて先に進みます。
空が開けてきました。
あれがロープウェイの終点でしょう。
頂上三角点はその奥なのでまだ見えません。
六合目のキレットに到着。
岩場が切れ込んでかなりの高度感、足がすくみこれ以上前に出られません。
(((;゚Д゚))))
ゴンドラから見えてた岩はここでした。
ここで休憩してた方に周辺の山の話や植物の話を聞きました。
山によって岩の種類が変わり花や木などの植生も違っているそうです。
花を見るならあちらの山が良いとか面白い岩はこちらの山だとか。
奥に見える尖った山は鎌ヶ岳だそうです。
次はあそこに登ろうか?
こんな鎖場を下りました。
降りる時は必死でしたが、下から見上げるとこんな所をよく降りられたと思う。
頂上に近づくにつれ急登が続き、登山道に残雪が出てきました。
滑らないように慎重に足を進めます。
雪の登山道を登った先に小さな階段梯子、上がると突然舗装された道に出ました。
ロープウェイの終点から少し下った場所、
もう危険な所はないみたい、ホッとしました。
富士見岩から東の方角を眺めます。
まだ霞んでいて富士山は見られなかったけど。
先ほど通ってきた道が望めました。
あんな所登って来たのかと。
ここまで来たらあと少し、リフトを横目に山頂を目指します。
標高1,211m、登頂しました。
三角点にタッチ出来ないのが残念。
ちょうど12時過ぎ、昼御飯にします。
景色を見ながらおにぎりを食べようとすると同じ形じゃないですか。
三角の山、鎌ヶ岳です。
ずっとこの山を見ながら登ってた気がします、やっぱり次は鎌ヶ岳ですね。
滋賀県側の望湖台へ。
琵琶湖が見えるはずですが今日はダメでした。
1時間ほど山頂でのんびりして、先程話をした方に裏道の情報を頂きました。
その方も戻りは裏道だそうで、最初の雪道が厄介だが後半は急な斜面もなく楽だと教えてもらいました。
ここからスタート。
国見峠、残雪の下りはかなり危険でした。
雪や砂で滑り、嫁さんは転倒3回、今も両膝の青タンが痛々しいです。
ここで足を使い踏ん張ったりして、体力を削られてしまったようです。
下りはかなりシンドそうでした。
下ばかり見て歩いてたら岩の壁がすごい事になってました。
しかもこの壁を登る人がいるみたい
Σ(゚д゚lll)
これが藤内壁だそうだ。
どうやって登るのか知りませんが、自分には考えられません。
川沿いの道を黙々と歩いて行きます。
やっと藤内小屋に着きました。
開いてなかったがベンチで少し休憩、最後のおにぎり食べてもうひと踏ん張り。
突然、見た事もない巨大な建造物が。
何だ、これ?
渓流釣りで奥まで入り、いろんな堰堤や砂防ダム見てきたけど、このパターンは初めてです。
ここから1時間、歩き続けて駐車場に戻ったのは16:45。
予定より1時間以上遅くなってしまった。
................疲れ果てました。
良質な温泉に浸かって疲れを癒してもらいます。