ラジオと髭剃り | 1992

1992

1992

11月21日土曜日。
名古屋に向かってる車の中。日々のライブはとても刺激的で、真っ直ぐなのか、正解なのか、なんにもわからないけど、前に進んでることを実感する。

色んな街に行くことで、好きな街が増える。色んな街に行くことで、自分たちの街のことを想い返す。ツアーのいいところ。

福島に帰った父はおれが中学生の頃技術の授業で作ったほとんどチャンネルのない小さいラジオを今もずっと使っていた。おれはそれを渡したことも覚えてない。あかりが初めて自分でおこずかいを貯金して父にプレゼントした電動髭剃りを今もずっと使っていた。
福島で二人、夜中居酒屋をはしごして飲んでいるとき、東京にいるあかりに嬉しそうに電話をかけ、お前も今から来い!と無茶を言っていた。
今日も父の好きな馬場俊英のBOYS ON THE RUNを聞く。