中学校に入学した


違う小学校から来る人も居て新しい環境になり不安だったが小学校からの親友、サキと「3年間しかないから楽しもうね」と励まし合った。




私の通っていた中学校は無理に部活に入らなくてよかった為、特にやりたいことも見つからなかった私は部活に入らなかった。




サキと毎日少し遠回りをしながらどうでもいい話をしてゲラゲラ笑って帰るのが楽しかった。




ある日、いつも一緒に居たサキが風邪をひいてしまい休みで居なかった。




休み時間、私は一人で外にある花壇に水をあげていたら背後からサッカーボールが飛んできて花壇に入ってしまった。



私はサッカーボールを取り校庭でサッカーをしていた人に渡した。



「ありがとう」と言われ、また花壇に戻った。




帰り道、一人で歩いていると名前を呼ばれ振り返るとサッカーボールを渡した人が居た。



何で私の名前を知っているんだろう、と思いながらその人が駆け寄って来るのを待った。




「さっきはボール花壇に入れちゃってごめんねぇ。あ!俺、林。知らない奴から急にビックリするよな。」と言ってきた。



「大丈夫ですよ」と言い途中まで一緒に帰ることになった。






この人が1つ上のサッカー部、林君との出会いだった。