次の日、サキに林先輩について聞いてみた
先輩、後輩、他の学校の人にまでモテるらしい。
私は全然興味がなかった。
林先輩は一緒に帰った日から学校で会えば「おー!おはよう!」と声を掛けてくれた。
そんなこともあり中学校生活にも慣れてきた頃、初めての夏休みが来た。
ほぼ毎日サキや他の友達と家に集まり大量の宿題に苦戦した。
お泊まり会やカラオケに行ったりプリクラ撮ったりお祭りにも行った。
家族と過ごすより友達と過ごす時間の方が長くなった。
夏休み最終日、友達数人と公園で手持ち花火をすることになった。
公園に着くと花火をしている人たちがいた。
私たちは少し離れた場所で花火を始めた。
少し経ってから声を掛けられた
林先輩が居た。
挨拶をして一緒に花火をすることになった。
先輩後輩のカタイ上下関係などはなく、皆んなすぐに仲良くなった。
私は初めて林先輩から声を掛けられて少し話しながら一緒に帰った日以来、ちゃんと話をした。
話してみたらとても面白い人だった
他の先輩の中でもお笑い担当くらいふざけていて、いつも見ていた林先輩とはギャップがすごかった。
花火を片付けている時、林先輩から「連絡先交換しよう」と言ってきた。
特に変な気持ちはなく交換することになった。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、皆んなまた明日学校でね!と解散した。
が!帰り道、林先輩が皆んなと帰る方向が一人違う私を追いかけてきた。
「一人は危ないから近くまで送るよ」と言ってきた。
優しい人だなと思いニッコリしてしまった。
家まで送ってくれた
「ありがとうございました」と伝え、「連絡先ありがとう、帰ったらメールするわ!」と言われ林先輩は小走りで帰っていった。
その夜、林先輩からメールが来た。
「花火楽しかった。明日も朝早くから部活だー!頑張れるー!」
「楽しかったです。送ってくれてありがとうございました。部活頑張ってくだい。また明日、おやすみなさい。」
1通のやりとりで終わった。