私の滞在の最後の三日間、スペインから妹が合流して久しぶりに家族4人が揃った。
両親はもちろん、私もその日を楽しみにしていた。妹に会うのは9年ぶりで、スペインは近いはずなんだけど、なかなか実際に会う機会がなかった。
だから実際に会えたのは嬉しかったけど、もうひとつ、日本から帰ってきてから、老親を持つ娘という役割の重さを一緒に担ってくれる存在として、肩の荷が減ったような気がした。
私が日本に着いてから妹が来るまで、まず、父の外来に付き添った。そして、介護福祉士の訪問に立ち会い、違う介護福祉の職員から電話が来た。
医者も介護福祉の人たちも、私を父の保護者として話していて、その責任の重さに逃げ出したくなった。でも腹を括らなければいけないときがくるのは確かで、今回の里帰りは私自身に、覚悟を持たせるウォームアップのように感じた。
だから妹が来たときは、身体が溶けるような安堵感があった。
幸い、父はだいぶ体力も気力も回復しているようだが、妹が日本にいられる時間もあと2週間で、妹が日本を去ったあとが気がかりだ。私がアイルランドに帰る日は、早朝に家を出なければいけなかったので、父とは前日の夜、お別れの挨拶をしたが、「自分がボケる前にまた会えるといいけどな」と声を詰まらせながら言うのを聞いて、辛くなった。
親の保護者になるという新しい役割に戸惑う一方で、昔の親子の力関係が戻るという奇妙な現象もあった。私も妹もアラフィフなのだが、母が私たちを子ども扱いするので、あっという間に十代に戻ったような気になった。
母がお世話になっている方のお店に行くのに付き合ったが、
まさしくこんな感じ、十代や二十代のころの感覚が戻ってきた。
娘が一緒だったら、また違うような気がする。
でも、親の保護者になるよりも、子ども扱いされている方がいいのかもしれない。
里帰りする前は、日本滞在、最後の日はアイルランドに戻りたくないって思うかなと思ったが、実際には夫と娘に会いたくてたまらなかった。やっぱり、母と妻という役割がいい。
私が不在のあいだは、夫と娘はゴムベラを焦がしたのと、スープ皿を割ったくらいで、家は燃やさずにあったし😆、栄養的には多少、妥協していたが、とりあえず飢えずに、制服も忘れずに洗濯して、留守番を頑張ってくれた。
パンケーキチューズデーに、パンケーキ作りに挑戦!Odlums のパンケーキミックスを使ったらしいが(ボトルに牛乳を入れてシェイクする)上手くいかなかったらしい。ゴムベラはこの時に焦がしたようだ😅

