叔父さんが亡くなった。母の弟で、母には兄もいるが、父の兄弟も含め、一番交流があったのはこの叔父とその家族だった。
それでも私が日本を離れてからは会う機会がなくて、2月に日本に帰ったときも会わずに帰ってきてしまった。
トンネルのエンジニアで日本各地を飛び回る仕事をしていたし、韓国やケニアまで行っていたこともある。
2月に私は会えなかったが、妹は会う機会があった。我が家で、母の従兄も一緒に集まったのだが、叔父がなかなか来ない。電話すると何か勘違いをしているらしかった。結局一時間半もあれば着くところ、4時間かかったらしい。
叔父は、もう何百回も我が家に来ているし、昔は近所にも住んでいるので、何かおかしいし、以前の叔父と様子が違うことを感じたらしい。
叔父の長男(私の従弟)が迎えに来て自宅に戻ったが、その夜、従弟からの電話で、叔父は3年前からアルツハイマーを診断されていることを知った。
母はかなりのショックを受けていたが、それでもまだ叔父は動けるし、デイケアに通いながら自宅で、叔母と生活していた。
だから訃報が届いたとき、病状が急に悪化したのかと思ったら、それとは違う病気で急に亡くなったらしい。
晩年の叔父の様子は実際には知らないが、70前後まで仕事をしていて、ようやく東京の自宅に戻ってきたと思ったら、病気のせいか、ずーっとテレビを見て無気力な生活を送っていたらしい。
そんなことを思うと、亡くなったことが哀しいというより、若い頃の元気な叔父の印象が強くて、リタイア後の生活を楽しむこともなく亡くなってしまったことが、寂しくてかわいそうに思う気持ちが強い。
両親が亡くなったとしても、もちろん哀しいと思うけど、老後を満喫している姿をみているので、上記のような思いはないと思う。
今朝、スペインにいる妹と相談しながら、弔電を送る手配をした。
私よりも早く、喪主を務めることになった従弟に思いを馳せて、叔父が好きだったチーズケーキを作ろうかと思う。
我が家の桜。もう散り始めている。
