私は漢方を始めてから、掌蹠膿疱症治療で苦労したことがなかった。師匠のご指導のお陰で本当によく治っていた。だから、それがどれだけ価値があることなのかも分からなかったし、特にそれで私が優れた漢方医と思ったこともない(今も思わない)。

 今日初めて生薬の処方をした。掌蹠膿疱症だった。特に関節痛症状の合併もないし手掌を診たところ重症の部類には入らない。心の中でもらった!と思った。ところがだ。この病院に来てから初めての漢方処方。これが入力に戸惑うことになった。あとやばいことに絶対欠かせない生薬が処方できずに困ったりもした(後で薬局に電話して加えて貰った)。

 初めての生薬処方の日は、掌蹠膿疱症の治療に初めて困った日になった。