今日の音楽感傷(517) 古き良きヴィーンの音、ヴァルター・バリリのヴァイオリン | DrOgriのブログ

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おやじが暇にまかせて勝手なことを書くブログです。日々の雑記や感想にすぎません。ちらっとでものぞいてくだされば幸せです。

ようやく暇とお金がそろったので、楽器を修繕しに行きました。

 

 

 

 

見積もりを待っている間、お店ではどこかで聴いたようなヴァイオリンの音が・・・

バリリのモーツァルトでした。

(渋い!)

 

ワルター・バリリ(Walter Barylli  1921 - )は、オーストリアのヴァイオリニストです。
ウィーンで生まれ、ウィーンとミュンヘンで学びました。

1936年にミュンヘンでデビュー

1938年、ウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団(ほぼ同時にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団)

1939年、コンサートマスター

1945年、バリリ弦楽四重奏団を結成(戦時中から活動していたようです。これは「再結成」)

1959年、ソロ活動を引退(コンサートマスターは継続)

1966年~1969年、ウィーン・フィルハーモニー楽団長

1972年9月1日に退職。

(ウィーン市クライスラー賞を2度受賞)

 

バリリ四重奏団が共演した人

 アントワーヌ・ド・バヴィエ

 イエルク・デムス

 パウル・バドゥラ-スコダ

など

 

ネットでは存命かどうか確認できませんでした。

相当の年齢のはずです。

2011年には90歳の誕生日を迎えたようですが。

 

考えてみれば、バリリは戦後の活躍が長かったので、比較的新しい世代のヴィーン人ですね。

でも、その演奏が「古き良き」なんとかという印象なのは・・・

 

初めてバリリの演奏を聴いたのが、バッハの協奏曲第一番(A Moll)

その極端に遅いテンポ

優しさに満ちた表現

それでいながら第二楽章はいささかもダレない。

速いパッセージでもさりげなくロマンティックなポルタメントが混じります。

この世界観は、今風ではない?

でも、ピッチや音色はモダンですね。

 

(音がなるまで1分ほどお待ちください)

 

バリリのソロは、やはり音そのものの味わいがいいです。

 

 

線は細いかもしれませんね。

モーツァルトの4番の協奏曲は、もっと勇ましい方が受けるかもしれません。

でも、私はこれくらいがいいかな。

 

 

 

 

バリリと言えば、もちろん、カルテットです。

今年はベートーヴェンイヤーですが、今一番聞きたい曲は15番のカルテット。

3楽章と5楽章の美しさたるや!

 

 

久しぶりに神保町を歩きました。

 

救世軍ビル

 

 

なんとも風情のあるビルが残っています。

三脚を据えて撮影しいる人もいました。

 

 

今日あたり、もう一度歩いてみますかね。

今度は古本を漁りながら。