これが「反語」なら安心なのですが。
「私は戦争が大好きだ」・・・
どうも、こんな人気政治家がいつか出てこないか、このごろ心配なのです。
他人の趣味に口を出す気はないですし、ホラーファンタジーと現実を混同する人がそんなに多いとは思いません。
しかし、それにしても、不気味ですね、この「少佐殿」は。
4年くらい前に初めてこの演説(ドイツ語版)を聴いたときは衝撃でした。
同時に、その狂気のような語り口になんとも言えない暗い快感も覚えました。
機関銃のような早口で、まったくヒアリングがついていけませんでした。
"Meine Kameraden, Ich liebe den Krieg"
"Ihr alle weisst wie sehr ich den Krieg liebe."
まではなんとか聞き取れたのですが・・・。
その後、日本語オリジナルを聴きましたが、そっちの方はどうも好きになれなくて。
知る人ぞ知るアニメ『ヘルシング』に出てくる吸血鬼軍団「ミレニアム」の司令官代行、通称「少佐(Major)」。
「目的のために手段を選ばず」という言葉がありますが、彼曰く「手段のために目的を選ぶ」。
戦争したいから、目的をでっちあげる?
少佐が言った「ゼーレヴェ(Seelöwe)」は、「アシカ作戦」という歴史上実在したナチスによるイギリス攻撃作戦を指します。
物語では「第二次アシカ作戦」ということになっています。
ナチスの残党が南米に潜伏して「人工吸血鬼」を開発し、ついに故ヒトラーの悲願だったイギリス侵略を実行する・・・。
それにイギリス国教会とヴァチカンが絡んできます。
前者の組織した吸血鬼殲滅軍団が「ヘルシング」
後者の武装隠密部局「イスカリオテ」は、国教会を敵視していますが、吸血鬼という異教の怪物を倒すためにヘルシングに協力します。
最後の最後には裏切りますが。
何とも物凄い話ですが、私には「ミレニアム」が気になります。
吸血鬼もグール(ゾンビ)も人狼も昔からいた怪物ですが、人工吸血鬼はそうではありません。
人間を政治のために改造するという発想は別段珍しいことではないかもしれません。
戦争で喜んで死ねるように、また死んでも神になるように改造することができれば・・・
そうです、どこかの国でいつかの時代にあったことです。
私は軍服と戦闘組織が嫌いです。
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