選出されたのは、南米出身のホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(76)でした。
彼はアルゼンチンのブエノスアイレス大司教でもあります。
今回の法王の交代は異例ずくめでした。
生前に法王を退位したのは、15世紀のグレゴリオ12世以来、実に600年ぶりのことだそうです。
そして、初めてヨーロッパ以外の地域から法王が選ばれました。
先代のベネディクト16世はドイツ人、その前のヨハネ・パウロ2世はポーランド人、それ以前のほとんどはイタリア人でした。
新法王は「フランチェスコ1世」を名乗るそうです。
フランチェスコといえば、やはり想起されるのは「アッシジの聖フランチェスコ(1182-1226)」でしょう。
裕福な家に生まれながら、回心・出家してからは清貧の修道士として知られ、ほとんど無一物の生活をしたそうです。
フランチェスコ1世となるベルゴリオ師もまた、ブエノスアイレスで質素な生活をしてきたようです。
法王ともなれば、これまでのようにはいかないでしょう。
祭政一致の国家ヴァチカン市国の元首です。
極小国ですが、権威は絶大で、世界中の富が集中します。
聖職者でもなく、クリスチャンですらない私には想像もつかない世界です。
ここ最近、カトリック教会をめぐって様々な「醜聞」がささやかれています。
妻帯の許されない神父たちによる少年に対する性的虐待。
ヴァチカン銀行(ローマ教会財政部)による「マネーロンダリング」の疑惑。
内部の関係者によると思われる「怪文書」。
・・・外部から不透明な巨大宗教というものは、負の憶測を呼び起こしやすいものです。
ヨーロッパ中心主義を去らなければ、本当には世界教会や普遍教会にはならないのでは?
南米出身の新法王はカトリックを変えるのでしょうか。
保守的な人だという評価もあります。
急進的な意見(女性司祭や神父の妻帯など)が聞かれるようになってきたカトリックですが、まだまだ改革の道は遠いのかもしれません。
この頃、近代・中世より、原始キリスト教の方に興味が湧いてきました。
福音書はたくさんあった?
そして、ユダさえも書いていた?
書いたのは別人でしょうね。
どうも宗教上のまじめな話は苦手です。
とんでもないPopeがここに。
罰って、当たるのかな・・・
危なすぎるナンセンス:Popetown
ヨハネ・パウロ2世が死んだの日の朝、ボストンから日本に帰る空港で訃報に接しました。
だからどうということもないのですが、それ以来、何となくカトリックの動向が気になっています。
国家・民族を「超える」宗教はいかにして可能か・・・
「超えた」からといって、それが進歩なのかどうか・・・
それは、キリスト教だけの話ではないですね。
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