今日の音楽感傷(128) ズッカーマン・ショック | DrOgriのブログ

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ピンカス・ズッカーマン(Pinchas Zukerman 1948-)はイスラエルのテル・アビブで生まれました。
ユダヤ系の名ヴァイオリニストは数多いです。
ハイフェッツもエルマンもユダヤ系でした。
彼らの師匠であるレオポルド・アウアーも、そしてブロニスラフ・フーベルマンも、アイザック・スターンもそうです。
ユーディ・メニューヒンもそうですし、新しい世代ではイツァーク・パールマンもそうです。
名前を挙げれば切りがないほど優れたヴァイオリニストが出てきます。

今生きている人で一番と言えば?
そんなのは決められっこないんですが、独断と偏見で、「ズッカーマンだ!」と思っています。
過去の(19世紀あたりの)人々は録音が残っていなかったり、あっても少ないか音質が悪かったりし当てにならないので、聴ける範囲では、ズッカーマンかなあ・・・


高校時代、彼の演奏を聴いてショックを受けました。
すべてにバランスがとれているのです。
つまり、すべてが完璧!
技術、音色、スタイル・・・

テル・アビブ音楽院を経て、12歳でパブロ・カザルスとアイザック・スターンに認められ、アメリカのジュリアード音楽院に進みます。
ジュリアードではイワン・ガラミアンに師事します。


若きズッカーマン
ローベルト・シューマンの『間奏曲』




彼はヴィオラもよく弾きます。
パールマンとの共演で、モーツァルトの『協奏交響曲』(K.364, Es Dur)


モーツァルトのこの曲のスタイルは「マンハイム楽派」と呼ばれる当時の最高水準を誇ったマンハイムの音楽家たちの影響を受けています。


若いときのJ・ハーバマス(現代ドイツの哲学者)に似ている?
(・・・たって、分かんないか・・・)

あまりに完璧だとちょっと嫌味ですが、彼の場合は許せる範囲です。

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彼は同じくユダヤ系のピアニストで指揮者のダニエル・バレンボイムと親しく、共演も多いです。


指揮者としても活躍しています。