京都旅行の最後の目的地、憧れの名曲喫茶「柳月堂」に漸く辿り着きました。
京阪本線の出町柳駅のすぐ近く。
パン屋さんの2階です。
上がってドアを入るとすぐ右に談話できる部屋があります。
奥のリスニングルームは、一切会話禁止です。
リスニングルームは広く、天井も高くてゆったりしています。
室内は明るくて、あちこちに白熊や犬のぬいぐるみが置いてありました。
正面の壁にはベートーヴェンのデスマスクが掛かっていて、その下にはダークブラウンのグランドピアノがあります。
ピアノの前のイスに白熊が座っていました。
ピア丿の両側には、かなり大きなスピーカーがあります。
窓際の隅に、リクエスト用のノートがあって、かけてほしい曲をレコードリストから探して書き込みます。
私の前にバッハの『コーヒーカンタータ』をリクエストした人が。
私は、モーツァルトのヴァイオリンソナタをハイフェッツでリクエスト。
音源はおそらくすべてL Pでしょう。
本当に理想的なリスニングルームです。
一番うしろの席に座った私の眼には、店内のディスプレーが美術展のオブジェに見えました。
レザー張の黒いペアシートが3列10組あり、壁面には一人掛けの席が5つ。
窓際にも2人掛けの席が3つあります。
30人位がかなりゆったりと座れます。
室内楽のホールとしても使えそうです。
フルトヴェングラーのエロイカ(ベートーヴェンの第3交響曲『英雄』、1944年録音だから、おそらく「ウラニア盤」)を聴きつつ、後ろ髪を引かれる思いで京都駅へ。
こんな店が東京にあればなあ。
最後の最後は、「おのぼりさん」らしく、京都タワーへ。
西本願寺方向の眺め。
ふと上方に目を向けると、雨雲が。
京都タワービルの地下大浴場に入って外に出ると、雨でした。
涼しくなってきましたが、JRが遅れているようです。
新幹線は?
早いとこ帰りましょう。
ああ、東京で現実が待っている・・・
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