手塚治虫さんの漫画は内容の深いものが多いです。
数年前に集中して「大人買い」したものに「環境」「戦争」関係のものがいくつかありました。
『瀕死の地球を救え』(題名は出版社がつけた?)では、
「空気の底 うろこが崎」=海洋汚染と奇形。恐ろしい話です。
「ブラック・ジャック ディンゴ」=農薬による新種の寄生虫。
「白縫(しらぬい)」=不知火伝説と開発、津波による崩壊。
「海の姉弟」=海士の姉弟と海岸開発。海に立ちはだかって姉は死にます。
「ザ・クレーター 雪野郎」=スキー大会の選手たちを襲うトラックの幻影。それはひき殺された大鹿の怨念。
「鉄腕アトム 赤いネコ」=武蔵野の赤いネコ。それは開発を妨害する動物たちのリーダー。その正体は・・・。
(解説 いしかわじゅん)
『「戦争漫画」傑作選 Ⅱ』の「1985への出発(たびだち)」も素晴らしいです。
戦災孤児がタイムスリップした未来で会った兵器玩具メーカーの社長は・・・
そういえば、来年は辰年ですね。
「龍の子太郎」という童話(松谷みよ子作、原形は民話)を思い出しました。
これは、資源・環境とをめぐる様々なことを考えさせてくれる話でした。
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