何やら訳の分からない音楽という印象でした。
でも、この頃現代音楽が結構好きになってきました。
19世紀から20世紀にかけて、クラシックの作家の傾向が「無調」から「12音技法」へと変化していきました。
シェーンベルクの若き頃の傑作『浄夜』
ロマンチックな名曲ですが、無調に近くなっています。
作者不明の曲。厳格な「セリー」かどうか私には判断できませんが、12音作曲技法の一例です。
アルノルト・シェーンベルク(Arnold Schoenberg, 1874-1951)は、ウィーン生まれのユダヤ系作曲家です。
上でリンクした『浄夜』は美しい曲ですが、20世紀に入ると、もはや調性も美しい旋律もない12音音楽に向かいます。
正直、12音技法を厳格に使って曲を作る意味が理解できません。
音楽家でも音楽学者でもなく、評論家ですらない単なる音楽ファンとしては、
美しいか面白いかしか評価の基準を持っていないので、 理論にかなった抽象音楽には関心が持てないでいます。
アントン・ウェーベルンの「夏の風のなかで」
これは、美しい曲です。
いかに12音すべてが可愛いからといって、すべて「平等」に扱わなくてもいいのでは?
前衛音楽は、この後、電子音や自然音(musique concrete)などに向かいます。
リズム・旋律・和声の他に「音色」も要素に含むようになりました。
私は、多様な音色表現がある前衛曲が好きです。
音楽はやはり美しくなくっちゃ嫌です。
- シェーンベルク:浄められた夜/ニューヨーク・フィルハーモニック

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