前回の記事【ツインデミックが心配?】では
「一番の感染予防は、自分自身の免疫を整えること」
というお話をしました。
その方法はいろいろあるのですが、Dr.のんが得意とするのは、
「食事療法」
なので、今回は、「感染予防と食事」についてお話しますね。
免疫に一番大切な栄養素は「タンパク質」です![]()
これは、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
免疫の主役になる抗体は、免疫グロブリンというタンパク質です。
タンパク質が不足すると、十分な抗体をつくることができません。
病原体に感染しても、ワクチンを接種しても、抗体の量が増えない場合は、タンパク質が不足しているのかもしれません。
(もちろん、それだけが理由ではないですが・・・)
免疫に関係する栄養素は、タンパク質だけではありません。
多くのビタミンやミネラルが関わっています。
ビタミンCなどは、有名ですね。
でも、今回は、ビタミンDにスポットを当ててみましょう![]()
以前から、研究はされていたのですが、COVID-19(新型コロナ)が流行してからは、多くの国で研究が進んでいます。
ヨーロッパの20の国で行われた
「ビタミンDとCOVID-19 感染予防と死亡者数」
についての研究では、血液中のビタミンD濃度を調べました。
その結果、血中ビタミンD濃度が高い人ほど、感染率は低く、死亡率が低いということが分かりました。
参考:Aging Clinical and Experimental Research (2020)
また、メタ分析といって、同じような研究論文をいくつも集めて、それらの論文を分析するという研究があります。
このメタ分析では、COVID-19(新型コロナ)と診断された患者にビタミンDを補給すると、ビタミンDを補給していない患者よりも重症化しない、または死亡率が低いという結果になっています。
「ビタミンD補給とCOVID-19重症度の関係」
ちょっと難しい話になりましたが
現在流行している感染症でも、インフルエンザなどでも
ビタミンDが、感染予防や重症化しないために、大いに役に立つ
ということです![]()
逆に言えば
ビタミンDが不足していると、感染症にかかりやすくなり、重症化しやすい
ということですね![]()
そして、ほとんどの日本人が、ビタミンDが不足しているという研究結果もあります。
逆に、ドッグフードを食べている犬で、ビタミンD過剰症が起きたこともあります。
次回は、ビタミンDが不足しないためには、どうすればいいのかについてお話しますね。
