地上波デジタル放送用 ブースターアンプの自作 | Dr. Nebiya's Blog

Dr. Nebiya's Blog

無線通信技術のコンサルタント会社の経営と
大学での非常勤講師をしています。

  地上波デジタル放送用のブースターアンプが、突然、壊れてしまい、テレビが見れなくなってしまいました。屋内設置の電源部は壊れていないようなので、 屋外設置のアンプ部を自作し、無事にテレビが見れるようになりました 

 

 

  私の「お宝部品箱」の中を探してみましたところ、ブースターアンプに使えそうな部品(NEC MC5157)を見つけました。その部品を使い、アルミの削り出しケースを加工して屋外設置のアンプ部を自作しました。屋内設置の電源部はそのまま使い、自作した屋外設置アンプ部を接続しテレビのスイッチを ON しましたら、無事に放送画面が映りました。(見たい番組の時間に間に合った!)

 

 

 

  自作した屋外設置アンプ部の利得をざっと調べてみました。地上波デジタル放送の周波数 470MHz ~ 710MHz(Ch.13 - 52)で、利得は 20dB(テレビ信号の電力を100倍増幅する実力)ありました。