探求と研究は違う | 中島旻保の大人の絵日記

中島旻保の大人の絵日記

医療者でありながら一方では、政治経済のことになると言いたい事が沢山あるそんな中島旻保のコラムとも言える絵日記

よく勉強していくうちに「研究」と「探求」の違いに気が付きます。ある学者は「研究」は論文を書けば終わります。しかし「探求」は研究と異なり、探求心持つ者にとっては終わりなく持続するといわれました。

 

           

 

「探求」という言葉は中国の『志在千里』からくる言葉で、真の名馬は走る途中倒れても心はその先の千里を走り続けます。それに対して「研究」はある特定の物事について、考察し、実験、観察、調査などを通して調べて、その物事についての事実を深く追求する一連の過程のことです。

 

 研究心がなくとも探求心のある人がいます。それは何も論文を書いたり特別に研究の指導を受けたことはないが、自分の職業で出会うことについて生涯探求を続ける人です。

 

参考資料:誰も知らないヒポクラテス