人間は便利さを求めて文明を発達させてきました。
利便性を追求するあまりさまざまなことに不都合を招いて自分らしさがなくなってきているように感じます。果たして便利は自分に取っていいのだろうかと考えさせられる。
これから人工知能(AI)やロボットの活用による効率化や自動化が求められる時代にこういうことを考えるのはどうかと思うのだが、不便な時は便利さを求めるのだが、「不便性」によって得られる益もあります。
具体的にはまず自分事になるという点が上げられます。物事が自動的に進まず、不便だからこそ自分で手間をかけられたり、工夫したりできる益です。ワンタッチ式(の機械など)で物事が進むと、工夫の余地は生まれません。
すべてが便利になると自分らしさが無くなり何か物足りなくさせられます。
参考資料:ニュースイッチ