人間の脳は、正面から見ると大きく左脳と右脳の2つに分かれている。この2つの脳は表と裏の様に相反する機能を持っている。
左脳はどちらかというと後天的な情報が入って、言語感覚など生まれ出てからの経験が詰まっており、一般的には「デジタル脳」とも呼ばれている。それに対して右脳は先祖から受け継がれてきた遺伝子レベルの情報が詰まっている。人間が進化する過程で得てきた叡智が凝縮している。
現代人は、左脳を使いたがる傾向にある。それは、左脳は現実的な目標に向かってエネルギッシュに突き進み、目の前にあるものを上手に処理に適しているからだ。
参考資料:未病の医学