トイレは我慢しない | 中島旻保の大人の絵日記

中島旻保の大人の絵日記

医療者でありながら一方では、政治経済のことになると言いたい事が沢山あるそんな中島旻保のコラムとも言える絵日記

 日常食したものは、胃や小腸、大腸と通過していくうちに、栄養素が吸収されて「食べかす」となり、徐々に便の塊となっていく。便は自然に移動するのではなく、腸の動き(蠕動運動)によって送られていく。その塊が身体の出口である直腸に来たとき排便反射が起こって便意が来て排便される。

 便意を我慢すると、直腸の反射を抑えてしまい、直腸の反射そのものが起こらなくなって「直腸性便秘」に陥ってしまう。これは男性に比べて女性に多いようだ。毎日、便意が無くても決まった時間にトイレに行くことを習慣づけることが大切である。