新型コロナウイルス感染症は何時まで続くのか!?この感染症は今や「日常風景」になりそうだ。一時期は「コロナが終息したら何がしたい」と思ったが、「コロナありきの社会」へと考えをあらためなければならなくなってきた。
ある人類学者は、今の世の中は「逃げられる社会から逃げられない社会へ」だと表現している。それを「定住革命」だといっている。ある時から人類の社会は、逃げる社会から逃げない社会へ、あるいは、逃げられる社会から逃げられない社会へと、生き方の基本戦略を大きく変えていかなければならない。
今、私たちが生きる社会は、膨大な人口をかかえながら、不快であったとしても、危険が近づいたとしても、頑として逃げ出そうとはしないかのようである。それは、誰もが現在の便利で快適な生活が続くことを望んでいるからだ。 簡潔にいえば、わたしたちは経済活動によって自身の生命活動を脅かす空気を吸い続けなければならないという人間の「生物としての生き方 」を完全に忘れていたようだ。
参考資料:Withnews