コロナ対策は免疫力 | 中島旻保の大人の絵日記

中島旻保の大人の絵日記

医療者でありながら一方では、政治経済のことになると言いたい事が沢山あるそんな中島旻保のコラムとも言える絵日記

 新型コロナウイルスに感染しないために何をしたらいいか?ウイルスは空気中にはあまりいなくて、物の表面に付着していることが多いと医学的にいわれている。例えば、手の皮は厚いのでウイルスが入りにくいし感染しにくい。洗剤は皮膚の表面の油面を取るためには有効であるが、きれいに流してくれない。消毒液は細菌を洗い流してくれる。特に、エタノール液は非常に効き目があるといわれている。

もう一つ大事なことは、家の室温を20℃位にセットし、湿度を高めてやるとウイルスは人間につきにくい。

ウイルスが入っても発症しない感染者もいる。体力が十分あって強い人は感染しにくい。

ウイルスはが体内に侵入すると、体の免疫機能が働き始める。免疫機能とはリンパ球や単球など白血球が、ウイルスやウイルスに感染した細胞を攻撃して破壊する術を獲得する。一度ウイルスの攻撃に打ち勝つと、一部の白血球はその時侵入してきたウイルスを記憶して次に同じウイルスに感染した時はより早く効果的に対処できる。これを免疫と言う。

 

参考資料:神戸新聞