世界の子供の貧困は日本以上に、ひどくアフリカ諸国はもちろん、アジア諸国、南米諸国にも子供の貧困が緊迫している。裕福である先進国でも貧困率が高く、アメリカにおいては子供の貧困率は2人に1人である伝えられている。この原因の大きなものは格差社会にある。
今まで日本は中流社会といわれたが、高度経済成長期がバブル崩壊によって、格差社会が生じてはじめ、それが拡大していき、現在は年収格差、経済格差、雇用格差、教育格差、団塊格差など格差社会が定着してしまった。行き過ぎた格差拡大は、下流層の不満や怨根が海だして、社会が不安定になってきた。これから時代を担う子供たちに影響しているようだ。
私自身、いろいろな国を訪れて、その国の情勢を見てきたが、まだ日本はいい方である。国によっては子供の餓死や栄養失調による病気や障害が見られユニセフ基金や慈善団体など救済機構だけでは救えない状況になっている。行政も各自治体、児童相談書、福祉事務所が「子供の貧困」に真剣にサポポートして欲しいものである。未来の豊かな国をつくるため……!!
参考資料: 格差脱出研究所
世相シリーズ 147
