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よくこんな話を聞く…
家は高い買い物だから相見積りをしたほうが良い…
なんて話…
ごもっともな話しに聞こえるが…
でもそれで後悔した人の話しをしてみましょう!
建築予算3000万希望様の話し!!!
家が欲しいからとりあえず展示場を回る…そして気になるメーカーA社に立寄る。
「間取図や図面を無料でやりますよ」すごく人柄の良さそうな年配優しい言葉を営業マンに言われ…ついでに土地まで探してもらった…
そして一社に頼らず次に行った建築メーカーに同じように土地探しと図面や見積の依頼をとりあえずお願いしてみる…
そしてまた次の建築メーカーにも…
【始まりました、建築会社同士の戦い!】
どこの建築会社も優勝して契約をもらいたい!!!
どこの建築会社もコレが本音…
翌週最初に行ったA社が気になる土地を見つけてくれた。
他の建築会社にも候補の土地が見つかったことをつたえて、間取図の作成を依頼!
そして次の週に合ったときに建物の請負い金額とその他に掛かる諸経費等が書かれた資金計画書と図面をそれぞれの建築会社から見せてもらえる。
すると似たりよったりの図面だったり、ちょっと違ったり図面が見せられる…
そりゃ同じ土地に図面書くから似ていてあたり前田のクラッカー(笑)
そして、気になる費用の話しになると建築会社によって書式や項目が若干違う資金概要書を見せてくれる…
ここで営業マンの腕の見せどころ…建築会社の営業マンに何かしらの【作戦】がある!!
他の建築会社より自分達の金額を安く見せる為に結構ズルい事をしている所も非常に多い!
ここからよくある資金概要書の実話を元に話しをしてみよう…
A社…建物2600万、その他の諸経費350万
B社…建物2500万、その他の諸経費500万
C社…建物2480万、その他の諸経費550万
パッと見多くの人は総額的に自分たち予算内のA社の印象がイイ!
そして人柄もイイ!
自分で研究している人はしっかり資金概要書の内容について調べているので気づく人もいる…
でも多くの人は金額にしか目がいかない…
B社とC社の諸経費内容はそんなに変わらないイメージだが…
でもお客さんも皆バカじゃないからB社、C社の建築会社と資金計画の内容が違う事をA社に伝える。
そしてB社、C社の予想した諸経費をA社はお客さんから見せてもらう事ができる、しかしB社
C社の諸経費に合わせるとA社の建物費用だと当然予算オーバーしてしまう。
するとなんとA社は(営業マン:今回は特別に建物の金額をキャンペーンや決算を利用しましょう)などと言って特別感を出して建物の金額を下げてくる…
お客さんの心理としては「高い建物かと思っていたら金額を下てくれたラッキー」と喜んでしまう
するとお客さんはさっさとA社以外の会社は断ってしまおう…となる。
A社の建築会社は最初からこうなる事をわかっていてやっているのだ…
しかしお客さんはそんな事も知らず念の為お世話になったB社の営業マンにお礼がてらA社ので決める旨を伝えようと足を運んだとき営業マンにA社の資金概要書見せて欲しいと言われたので見せてみた…
すると…
A社は諸経費の項目のいろいろなところに金額は入れてくれたからもう大丈夫かと思っていたら、B社で実は外構費用や火災保険、その他にも金額の項目は低めに設定していた事を教えてくれた…
更に他にもまだ諸経費が、余計に掛かる事を教えてくれた…しかもすごく丁寧に…
A社の資金計画を改めて見てみるとB社より外構の費用などの諸経費も更に低く記載がしてあり他にも諸経費が掛かる事は教えてくれなかった…
ここでやっと気づく!!!
言われないとA社は動かない!!
建主の心の声:【建物の契約さえ取れればいいんだ…】
一気にA社の担当が信じられなくなって急いて家族会議…
結果A社を断わる事に決定…
そして結局B社で話しを進める事にしていきました。
A社は建物を高めに設定して諸経費の内容を薄くする、何故そんな事をするのか。
要するにA社はまずお得感をだしてお客さんの目を向けさせる事によって次のアポイントが継続する。
そして他の建築会社を断らせる…
実はA社の建築会社は最初からこうなる事をわかっていてやっているのだ…お客さんの足元をみているだけのズルいやり方…
仮にB社C社の存在がなかったとしたら高い金額のままだったり、全く足りない諸経費計算でA社は話しを進めていたでしょう。!!
営業マンって怖っ!!!!
しかしB社にお願いしたがここで大問題発生!!
土地をA社の絡みの不動産会社で見つけてもらったので土地の契約をそこでしていた…なんと決済(土地の引渡し)が一ヶ月以内に迫っていた(^_^;)
ま、まずい!ローンの申込み【本審査】をしていない!!!
通常は建物の契約書が無いと住宅ローンが組めない…
何故問題なのかここで流れを説明しておこう…
建物契約をする(準備合わせて一週間)→ローン本申込→ローンの承認回答(回答まで平均一週間)→金銭消費貸借契約書(銀行での準備一週間ちょっと)→土地決済(決済までの日数3営業日)
これを一ヶ月以内にやらないと土地が解約になってしまう(^_^;)
しかし1ヶ月を既に切って土地の決済期日が迫っている…
都市銀行でローンを組もうとしていたのに問い合わせると間に合わないからと断られる…
ま!まずい!!土地が解約になり違約金が取られる…「お客さんの心の焦り」
B社の営業マンも慌てて急いて手続きをしてくれる銀行を探す、そしたら地方銀行でなんとか見つけてくれた!!
しかし近所に無い銀行なので、今後の使用に不安は残るが仕方がない…
なんとかB社とも契約をしてなんとか全て間に合った
実はこんな話しはしょっちゅうある。
多少ならいいが後出しで大幅なサービスや値引きをしたり足元を見ている営業マンなんて当たり前のようにゴロゴロいる…
振り回した営業マン良くないが、目の前のチラつくエサに欲がいってしまったお客さんは自身を反省をした。
高い買い物だからこそ本当に大切なのは目の前のキャンペーンや誰でも当たる抽選などではなく、冷静に判断やリサーチや研究をし自分達の生活に必要なものを考える事なのかもしれません。
しっかり建築会社の特徴とかをリサーチをしてから気に入った建築会社で打合せをしましょう!!