ここからのブログは旅の記録ではなく、今の自分についての話になる・・・
2024年1月18日(木)
日本に帰国した翌日。保険屋さんから電話があり、契約内容の見直しをする為最寄り駅しかくのファミレスへ行く。
なんとか時差ボケは終了して、保険屋さんから長らく契約していた保険の払込終了などの話を聞く。
「あー、生命保険も払込が終わったのか・・・」
その後、昼飯を食べに出かけるが、なんとなく「心に穴」が空いたような感じだった。
長かった有給休暇消化もこの週の日曜日で終了。
月曜から時給制で雇用延長で同じ会社で働く。当然今までより収入は減る。
まあ、仕方ないけど・・・
そんな一種の喪失感みたいな思いが複数絡み合い、気が重かった。一気に現実世界に戻された感じ。
6月某日
イギリス旅行から5ヶ月経ち、ふとこの旅行についてブログに書こうと思い4月末から着手。今、最後のページに辿り着いた。イギリス旅行が人生を変えた!とまではいかないけど、やはり以前の自分とは違う気がする。
失ったものは・・・・お金です。😄当時ポンドは1ポンド190円近く。飛行機代も、戦争の影響で遠回りしての飛行だから燃料費もかかってる気がする。かなりの出費。退職金の一部で支払った。
得たもの・・・世の中の人達は、何に対してお金を使うのか。優先順位の一番が、「体験する事」つまり旅行やテーマパークなどで遊ぶ事らしい。何かで読んだのだが。
確かに言えてる。自分もイギリスへ行き、映画や写真で散々見た「ビッグ・ベン」が、あんなに大きいなんて、実際現地で見なければ感じる事ができなかった。
今回の事で旅行の楽しさを十分知った。YOUTUBEなどにひたすら旅行してる動画がアップされていて、見ていると、羨ましく感じる。
そして、すっかり高校卒業してからほとんど忘れていたに近い「ビートルズ」を再発見した気がする。ふと思い出したように「リヴァプールに行きたい」と思ったことがキッカケで、これも自分にとっては大きい。
最近は、YOUTUBEでビートルズ関連の動画にハマってる。
あの頃、自分が中学高校のときハマったビートルズは、当時も関連書籍を読み漁ったもんだが、あれから数十年の月日が経ち、彼らの情報量も膨らんでいて、自分が知らなかった事実も解き明かされていた。
ちょうどいいタイミングで、映画「ゲット・バック」5月には「レット・イット・ビー」がディズニープラスで配信される。昔はポール・マッカートニー寄りの自分だった(2013年にコンサートへも行ってる。)けど、今はジョン・レノンを再発見してしまい・・・
彼らのアルバムも「サージェント・ペパーズ〜」が一押しだったが、現在は「マジカル・ミステリー・ツアー」へと変化してしまった。
そして、これからの人生に旅行なんて贅沢が味わえるのか?といった不安もある。
戦争により旅行で消費する燃料費や時間、円安など海外旅行へのハードルは現在高すぎる。😢
可能であれば、死ぬ前にもう一度海外旅行へ行きたい・・・
まあ、そんな愚痴をダラダラ書いてしまったが、今回この旅行について何故ブログに書いたと言うと、あまりにも自分にとって有意義であったイギリスの旅から帰って、同じ事の繰り返しとなる日常の乖離。来るかどうかもわからない明日に対する不安。そんな個人的終末感(そんな言い方するの?)、モヤモヤした思いを一度文章にし、記憶を思い出に変換してリセットし、心機一転これからの残された人生を頑張ろうと思ったからだ。って、ここまで書いたら何だか悲惨で重いに繋がっているしまうが、誰にも旅行後の喪失感みたいなのはあると思う。
まあ、そんな大仰な事でもないよ。
私の好きな映画のセリフに「人生は蚊に刺されて、それが痒いと掻く事と同じ」と言うわかったようで、よくわかんない一言を思い出した・・・
終わり・・・・・