【エボラ】もし日本で発生したらどうなる?今知っておくべきことは?【柳澤厚生】 | みのり先生の診察室

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5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

柳澤厚生先生、黒木良和先生、藤沢明徳先生と私の医師4人で立ち上げた国際組織 Guardians for Health and Freedom(自由と健康を護る会、GHF)。

 

 

 

 

11月16日(日)福島県で開催されたイベントの中から、柳澤先生の講演の一部を藤江さんがYouTubeで配信して下さっています。

 

ありがとうございますお願い

 

日本で発生する感染症ではないのに、なぜか日本でエボラの研究施設が2つもできてしまいました。

 

しかもわざわざ郊外にあった施設を新宿に移設するという計画が持ち上がっています。

 

エボラにどう備えればいいのか?

 

何が危険なのか?

 

正しく怖がって正しく対処をしましょう。

 

是非ご覧下さい↓

 

 

 

エボラ出血熱について調べてみました。

 

 

 

 エボラ出血熱ってどんな病気?

 

正式名称:エボラウイルス病(EVD)

原因:フィロウイルス科エボラウイルス属のウイルス
 

(ザイール型・スーダン型・ブンディブギョ型など、いくつかタイプがあります)

主な発生地域:サハラ以南アフリカ(コンゴ民主共和国、ウガンダなど)

症例致死率は平均で約50%

アウトブレイクごとに25〜90%と幅があります


「新型コロナのように世界中で持続的に広がる」というより、アフリカの一部地域で、時々“山火事のように”局地的な大流行を起こすタイプの感染症です。


 

 どうやって感染するの?

 

  そもそもの“出どころ”

 

自然宿主と考えられているのは果物を食べるコウモリ(フルーツバット)。

コウモリや、感染したサル・ゴリラ・ヤマアラシなどの野生動物との接触や解体・摂食をきっかけに、人への感染が始まると考えられています
 

 

 人から人へ

 

人間同士の感染は「血液や体液との濃厚接触」がほぼすべてです。

血液、嘔吐物、下痢便、尿、唾液、精液、母乳 など

これらが

傷のある皮膚、目・口・鼻の粘膜に触れることで感染

 

特にリスクが高い場面

 

・家族の看病

・防護具なしでの医療行為

・亡くなった方の遺体を洗う・触れる葬儀習慣

 

空気感染(インフルエンザや麻疹のような広い意味での飛沫核感染)は基本的には起きないとされています。

 

 

 どんな症状が出る?

 

エボラ出血熱=「血だらけになる病気」というイメージが強いですが、
最初は普通のウイルス熱っぽく始まるのがポイントです。
 

 

 発症からの流れ(典型的)

 

潜伏期間:2〜21日(多くは4〜10日)

初期症状(インフルエンザに似ている)

・突然の高熱
・強い頭痛
・筋肉痛、倦怠感
・咽頭痛

数日後〜

・激しい下痢・嘔吐
・腹痛
・発疹

重症化例

・皮下出血、粘膜出血、吐血・下血などの出血症状

・多臓器不全、ショック

近年の解析では、「必ずしも派手な出血を伴うとは限らない」ことも分かっており、重症のウイルス性敗血症としての側面が強調されています。

 

 

 治療法はあるの? 死亡率は?

 

 基本は「集中した支持療法」

 

・脱水補正(輸液)
・電解質異常の是正
・低血圧への対応
・合併感染への抗菌薬 など

早期からしっかり集中治療を行うと生存率は上がることが分かっています。
 

 抗ウイルス薬・抗体製剤

 

ザイール型エボラウイルスに対しては、モノクローナル抗体製剤など、いくつかの治療薬が承認済み。

ただしすべての型のエボラウイルスに効くわけではないため、スーダン型など他タイプへの対応は引き続き研究中です。

 

 死亡率は?

 

全体としての症例致死率は平均約50%

アウトブレイクごとに、医療体制やウイルスの型で25〜90%まで大きく変動

 

 

 ワクチンはある?


あるが「万能」ではありません。

ザイール型エボラウイルスには、「ERVEBO(エルベボ)」などのワクチンが承認・使用中。

 

主な使い方

・流行地域での医療従事者・接触者への“リングワクチン接種”

・ハイリスク地域での予防接種プログラム

一方で、スーダン型など他の型に対するワクチンは、まだ開発途上で、
臨床試験・検討が続けられています。

 

 

 予防策:何が大切?

 

現場でのキーワードは「体液に触れない」

 

 

医療現場・地域での対策

・手袋・ガウン・ゴーグルなど個人防護具(PPE)の徹底

・患者・遺体の隔離と安全な取り扱い

・接触者の追跡・健康観察

・必要に応じたワクチン接種

・地域住民への健康教育・葬儀習慣の見直し

これらを組み合わせることで、2013〜2016年の西アフリカ大流行以降、アウトブレイクはより早期に封じ込められるケースが増えています。

 

 最近のエボラの動き

 

2025年9月、コンゴ民主共和国・カサイ州で新たなエボラ流行が報告され、WHO がワクチンキャンペーンや治療センターの設置などを進めています。

数十例規模とはいえ、致死率は依然高く、「エボラは今も現在進行形の脅威」であることを示しています。

 

 

 

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