世界で最初に発表された「ツキノワグマが人間を食べた」という論文は日本人医師による報告だった | みのり先生の診察室

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5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

秋は学会シーズンで休診が多くなっています。

 

予約が取れない・・・あせると困っている患者さんも多いと思いますが、9月、10月、11月は休診日が多くなるのは毎年のことなので、年に1回のオシリ検診の方は余裕を持って早めにご予約をお取り下さいお願い

 

最終受診日より1年あくと初診となります。

 

初診料がかかりますので1〜2ヶ月早めに受診される方が多いです。

 

ギリギリの日程を狙わず、余裕を持って受診して下さいお願い

 

今年も学会と講演だらけで日曜日がほとんど休みがありませんあせる

 

最近は栄養療法の学会に行くことが増えてしまい、肛門科の学会には総会の時くらいしか顔を出していません。

 

今年は発表しようかな・・・と思って演題をいくつか考えていたのですが、講演で忙しく締め切りに間に合わなかったのですが発表しなくて良かった。

 

とんでもなく忙しいあせる

 

月に1日しか休みがなく、その休みも講演のプレゼン作りでつぶれるので、結局、本当の意味で休んでないし笑い泣き

 

さすがにここまで忙しいと休みたいという気持ちになりますね。

 

 

さて、久々に本業の大腸肛門病学会に行って来ました。

 

年に1回の総会だけは評議員をやっている関係もあり出席しなければなりません。

 

肛門科の先生方と宴会でお会いしたのですが、東北地方の先生が多かったこともありクマの話題になりましてくま

 

なんと、亡くなられたK先生がマタギだったことを知りましたびっくり

 

診察中でも熊が出たと連絡があったら猟銃を持って出て行かれたそうです。

 

私は猟師さんが猟銃を持ってウロウロしているような山で育ちました。

 

猟師さんは見慣れていましたが、熊撃ちだけは特別だと聞きました。

 

イノシシや鹿を撃つのとは違うと。

 

クマは分厚い毛皮で覆われ骨もぶ厚いから急所を狙って撃たないと、中途半端なところに当たったらクマが怒って暴れ出し、こちらを襲ってくることもあるから怖いと聞いていました。

 

だから熊撃ちのことをマタギと呼ぶと。

 

猟師さんなら誰でも熊を撃てるわけではない。

 

そんな難しいことをK先生がされていたとは・・・。

 

生前にお話を聞きたかったあせる

 

そのK先生はツキノワグマを撃っておられたのですが、撃ったツキノワグマを調べたら、胃の中から行方不明になっていた人間が出てきたそうですガーン

 

それを論文に書いて世界に向けて発表。

 

世界で一番最初にツキノワグマが人間を食べたと言うことを論文に書いて発表したのがK先生だったそうですびっくり

 

法医学の実際と研究(0289-0755)32巻 Page277-281(1989.12)に

ツキノワグマに襲われ死亡した3症例(原著論文)」がありますので興味のある方は是非お読み下さい。

 

ネットで検索したのですが論文は読めないので、有料で手に入れたいと思います。

 

手に入りましたらブログでもご紹介しますね。

 

世界初の「ツキノワグマが人間を食べた」という論文です。

 

それまではツキノワグマは人間を食べないと言われていたそうで、この論文発表は世界に衝撃を与えたそうです。

 

1989年の論文です。

 

今年はツキノワグマが人間を食べてしまったケースが東北地方で数件ありましたね汗

 

人間の味を覚えたクマは人間を「食べ物」と認識し、人間が居たら襲うようになります。

 

だからクマから身を守る姿勢というのも、人間を食べる目的で襲ったクマには通用しないかもしれません。

 

 

 

猟師さんが指摘されていました。

 

開始から9分35分頃から↓

 

 

ハンターの池上さんによると防御姿勢は最終手段だと。

 

それまでは木の枝でもいいから振り回して戦うとガーン

 

たしか傘を振り回して応戦したらクマが逃げていったというケースがありましたね。

 

とっさの判断でそんなことができるか私は甚だ自信がありませんがあせる

 

クマに出会わないことが一番ですが、家の玄関開けたらクマが居たくま・・・なんてことになっているので、何に気をつければいいのか分かりませんプンプン

 

 

クマが人間を食べ物と認識している以上、文字通り「食うか食われるか」の状況なので戦うしかないのでしょうねあせる

 

 

クマが居る地域で生まれ育った私としては、山で遊んでいたのにクマに出会ったり襲われることがなかったのは、猟師さんがクマを撃ってくれていたからだと感謝しかありません。

 

兵庫県は猟師さんの数が多い県。

 

またクマの個体数管理もできているので、増えすぎないように駆除しているからなのでしょうか。

 

クマ被害は聞いたことがありません。

 

これだけクマが市街地に下りてきている原因については調査しなければなりませんね。

 

 

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