溜まりに溜まっている患者さんアンケート。
やっと2024年分に突入しました。
早く追いつきたい
カルテを確認しながら書くので、今日もらった患者さんの分を書く方が記憶も確かで記事も書きやすい。
ちょっと追いつくのは無理ですが頑張って週に1記事は更新していきますね
今日ご紹介する患者さんは30歳女性。
便秘に悩み受診されました。
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この患者さんは若い頃から便秘で切れ痔（裂肛）を繰り返しておられました。
便も毎日出ません。
2〜3日に1回です。
ウォシュレットも使ってるし何度も紙で拭いているので出口の便秘があるだろうと思って診察すると予想通り肛門の中、及び直腸にコロコロ、カチカチの便がパンパンに詰まってました
今日は排便があったのに･･･です
出残り便秘ですが糞詰まり状態でした。
医学的には便栓塞と言います。
坐剤を入れて出してきてもらって肛門の中を空っぽにしたらスッキリ
幸い痔はなく排便の管理だけすればOK
それよりもコロナワクチン後遺症のことが気になっておられました。
ご本人は4回接種済み。
ご主人がワクチンを接種してから血尿が出るようになり相談を受けました。
自己判断でイベルメクチンも服用されており、ご主人は検査の結果、腎嚢胞でした。
イベルメクチンに加え、有志医師の会の木田先生が作って下さった漢方薬を服用してもらうことに。
ワクチン後遺症の治療はずっと続くことが多く、患者さんの経済的な負担もかかってくるので、何をどれくらい続けるのかは個々のケースで患者さんに選んでもらっています。
うちの診療所で行っているワクチン後遺症のプロトコルをチラシにしてありますので参考にして下さい↓
↑こちらは生活の中でできることなので是非やって頂きたい。
チラシはこちらからダウンロードできます↓
こういった情報はネットでもたくさんあるため、自分でイベルメクチンやサプリを購入して服用している患者さんも多いです。
ただそれでも体調が全く良くならないのであれば服用しているものを疑ってみる必要があります。
市販のサプリメントの中には人体に有害な不純物や添加物が入っていたり、栄養素の含有量が少なくて効果が期待できなかったりということがあります。
効かないサプリをいくら飲んでいても何も変わりません。
また最低3ヶ月くらいは服用しないと薬ではないので「これさえ飲めば良くなる」というものでもないのです。
症状が改善したらイベルメクチンや漢方薬の量を減らしたり、飲む回数を減らして行きます。
調子が悪い時だけ頓服のようにして服用している患者さんもおられます。
結局この患者さんは2回目の通院で治療が終了し年に1回のオシリ検診となりました。
今年年に1回のオシリ検診にも来られていましたが、なんと、調子が良くなったので坐剤をやめておられました
診察すると肛門の中に粘土状の便がパンパンに溜まっていて、また坐剤を再開することに。
基本的に坐剤は入れても便が出なくなるまで続けて下さいね。
何度も言っていますが、肛門は便の通り道です。
便が通過していくところであって、便を溜めておく場所ではありません。
いつも空っぽ。
そこに便はないんです。
そんなところに便を溜めると肛門にトラブルが発生する。
出口の直腸を便溜め袋にしないで下さいね
ご主人の血尿もおさまり不妊治療を再開したいとおっしゃっていました。
是非ともこの記事も参考にして下さい
↓
また来年、年に1回のオシリ検診でお会いできるのを楽しみにしてますね
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