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敏感肌で使える化粧品がない自分のために作ったオリジナルコスメMinori Doctor's Cosmetics。
今日はドクターズコスメの科学的背景についてお話しますね。
臨床経験から見えた課題
元皮膚科医という異色の経歴を持つ肛門科医として日々診療を行う中で、敏感肌やアトピーの患者さんが抱える共通の悩みがありました。
それは「低刺激の化粧品は安全だが効果が物足りない」「高機能な化粧品はかぶれてしまう」という矛盾です。
私は臨床経験と自らの敏感肌の体験をもとに、安全性と有効性の両立を目指しました。
敏感肌におけるバリア機能の問題
敏感肌では角層の水分保持機能が低下し、外部刺激に過敏になります(Proksch E. et al., JEADV 2008)。
このため、香料・防腐剤・高濃度の活性成分が炎症や紅斑を引き起こしやすいのです。
主成分の科学的エビデンス
アスタキサンチン
抗酸化力:ビタミンCの約6000倍、CoQ10の800倍(Nishida Y. et al., BBRC 2007)
紫外線による光老化防御作用(Tominaga K. et al., Acta Biochim Pol 2012)
抗炎症作用によりアトピー性皮膚炎や酒さ様皮膚炎にも有効性が期待される
ヒアルロン酸
高分子:角層表面での保湿
低分子:真皮線維芽細胞の刺激によるコラーゲン産生促進(Papakonstantinou E. et al., Dermatoendocrinol 2012)
ペプチド類
オリゴペプチドは成長因子様作用を持ち、コラーゲン合成を促進(Schagen S. et al., Dermatol Ther 2017)
ターンオーバーの正常化を助ける
臨床的観察
当院でのモニターテストにおいて:
アトピー肌患者でも紅斑や痒みなどの副反応は少なかった
角層水分量の改善、小ジワの軽減を確認
長期使用で肌質の安定化を報告する患者も多かった
化粧品を作るに当たりモニター試験を実施したのですが、常識外れな「敏感肌とアトピー肌のみを対象とした」モニター試験をやったのです。
通常は健康な肌の人を対象にモニター試験を実施します。
その方が良い結果が出ますから。
でも私の化粧品は敏感肌やアトピー肌で使える化粧品がない人にこそ使ってほしかったので、どうせモニター試験やるなら健康な肌の人を対象にする意味がないと考えたのです。
サンプルをいくつか作って、全員がかぶれなかった処方を採用して今のMinori Doctor's Cosmeticsの商品があります。
まとめ
敏感肌における化粧品開発は「安全性と有効性のトレードオフ」が常に課題となります。
Minori Doctor’s Cosmeticsは、医学的根拠に基づく成分選択と処方工夫によって、かぶれにくさと効果実感を両立させた化粧品です。
敏感肌でも安心して美容を楽しんでいただけるよう、今後も臨床経験と科学的知見を生かして改良を続けていきたいと思います。
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