予防接種健康被害救済制度20241220分

ワクチンを接種して、そのあとに健康被害が生じた場合、国に救済を求めて申請できる制度があることをご存知でしょうか？

予防接種健康被害救済制度です。

全てのワクチンに適用されます。

新型コロナワクチンの申請数が多く、認定数も過去45年間に接種してきたあらゆる種類のワクチンを大幅に超えています。

しかもたった3年で。

申請が多いからでしょうか。

最近は週に1回くらいの頻度で審査部会が開かれています。

結果は誰でも厚労省のホームページから見ることができます。

疾病・障害認定審査会 (感染症・予防接種審査分科会、感染症・予防接種審査分科会新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査部会)厚生労働省の疾病・障害認定審査会 (感染症・予防接種審査分科会、感染症・予防接種審査分科会新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査部会)を掲載しています。

www.mhlw.go.jp

↑このページ、是非ブックマークに保存して、週に1回くらい見に行って下さい。

今日は12月20日に開催された審査部会の結果について述べたいと思います。

まずコロナワクチン以外のワクチンから↓

3歳の男の子が新型インフルエンザワクチンで障害認定を受けています。

両眼視神経萎縮、視神経炎ということですので視力を失った可能性もありますね...

認定されても以前のように眼が見えるようになるわけではありません。

ワクチンでこういったことが起こると言うことを事前に国民に説明する責任があるでしょう。

それを知った上で接種するかどうか決めたいでしょうから。

そして1歳の男の子がMRワクチンで障害認定を受けています。

痙性四肢麻痺ですから重度の障害であることが予想されます。

そして否認されていますが12歳の男の子がインフルエンザワクチン接種後に死亡しています。

数は少ないのかもしれませんが、ワクチンにはこういったリスクがあるということを知っておく必要があります。

そしてこちらが新型コロナワクチンの結果です↓

今回は65件審議されて30件が認定されました。

認定率は5割ちょっと。

以前は7〜8割だったことを考えると最近の認定率は低いです。

死亡認定は4件。

赤線を引きました。

71歳男性　大動脈炎

76歳男性　肺線維症の急性増悪

69歳男性　突然死

84歳男性　慢性閉塞性肺疾患の急性増悪

心臓か脳で亡くなるケースが多い中、最近は間質性肺炎などの急性増悪で認定されるケースが散見されています。

最近の傾向として障害認定が多い。

今回も6件ありました。

黄色線を引きました。

72歳男性　脳梗塞及び脳出血による右上下肢運動機能障害

50歳男性　慢性呼吸不全

40歳女性　左上肢運動障害

29歳女性　高次脳機能障害、運動失調

67歳女性　低酸素脳症

41歳男性　意識障害

障害認定をされたということは障害者だと認められたということ。

障害の程度は分かりませんが、生活と人生を大きく変えられたことは確かでしょう。

60歳以下の症例に青線を引きました。

その中でも若年者に発症しているこちらのケースが気になりました。

29歳女性　脳炎、症候性てんかん

26歳男性　劇症型心筋炎、心原性ショック、急性心不全、右上腕部血腫

否認された人たちについてもよく見て下さい。

障害年金を請求して申請した若い人がたくさんいます。（黄緑線）

今回の結果を受けて認定件数は8628件、うち死亡認定は936件、障害認定が175件となりました。

この数字がどれほどのものかは他のワクチンと比べると明らかです。

いつも表やグラフにして下さっている藤江さんのポスト↓

【最新版】
本日（12/24）厚生労働省公表

新型コロナワクチン
予防接種健康被害救済制度

新たに30件の健康被害が認定（うち死亡4件）

今回65件が審査されたにもかかわらず、審査未了件数は前回より増加。審査処理を上回る、健康被害の申請がされています。

異常事態です。 pic.twitter.com/4emdpCR1cd
— 藤江成光@日本人、謎の大量死※コロナでは説明できない (@JINKOUZOUKA_jp) December 24, 2024