高麗人参の抗ウイルス作用とサル痘ウイルスに対する潜在的および推定上の利点

日本ではまだコロナ騒ぎをやっていますが世界の流行はエムポックス（サル痘）に移っています。

治療法について気になると思いミニレビューをご紹介。

高麗人参がサル痘に効果が期待できるという論文です。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC10065872/

長いので要点のみ書き出しました。

ご参考にして下さい↓

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高麗人参の抗ウイルス作用とサル痘ウイルスに対する潜在的および推定上の利点

伝統医学の中でも最も有名なものの1つである高麗人参は、何千年もの間感染症に使用されてきました。有望な抗ウイルス効果を示しています。高麗人参は、他の薬やワクチンとともに、MPXVによる感染を防ぐのに役立つ潜在的なアダプトゲン剤として使用できる可能性があります。このミニレビューでは、抗ウイルス活性に基づいて、MPXV予防における高麗人参の使用の可能性を探ります。

・いくつかのin vitroおよびin vivo調査により、高麗人参と高麗人参誘導体がさまざまなウイルス感染から宿主を守ることができることが明らかになっています。たとえば、高麗人参抽出物は、免疫調節性サイトカインIFN-α、IFN-γを強化してインフルエンザ感染に対する免疫を高め、誘発性遺伝物質（IL-6、IL-8）を減少させることで生存率を改善することが確認されています

・高麗人参は抗体レベルを上昇させ、免疫成分（T細胞とNK細胞）を活性化させ、プラーク形成を抑制し、赤血球凝集とノイラミニダーゼ活性を抑制し、結果として生存率の向上に寄与すると報告されている。

・高麗人参エキスは、IFN-γ合成、CD8+ T細胞およびCD11c + DC細胞レベルを増加させ、RSV誘発性敵対サイトカイン遺伝子（IL-6およびIL-8）を抑制することにより、RSV産生細胞致死およびウイルス複製からも保護することがわかった

・高麗人参とその化合物は、サル痘ウイルス（MPV）に対する適切で需要の高い治療薬となる可能性があります。

・いくつかの研究で、高麗人参には顕著な鎮痛作用と抗炎症作用および抗菌感染活性があることが証明されています。

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