WCHJapanの100万人署名運動。
ご賛同いただける方は署名と拡散をお願いします
もともとこのブログは痔にまつわる誤った情報を是正し、現場で何が起こっているのかお伝えしたくて始めました。
2013年の年末から始めて、もう10年です。
その中でも最も伝えたかったことが痔の手術だけは専門の先生に受けて!ということ。
肛門科医に転身してから27年。
10万人以上のオシリを診てきました。
うちの診療所は自由診療。
保険が効きません。
診療費が高いです。
だからあちこちの肛門科を掲げる施設を回ってから、最後の砦だと思って受診される患者さんが多いです。
その中で悲しい症例は、不適切な手術によって排泄に不具合が生じてしまっている肛門です。
切りすぎた肛門は元に戻せません。
また大きく変形してしまった肛門も修正ができないです。
肛門は顔と違って人から見えない場所なので、ないがしろにされる傾向があります。
出てるもの、できてるものを取っときゃいいだろう
と安易に考えるのは患者さんだけでなく専門外の医師も同じです。
でも肛門は見た目だけの問題だけではなく、便を出すという重要な役割を担っている排泄器官。
ここがうまく機能しなくなると生涯にわたり苦痛を強いられることになります。
便は毎日死ぬまで出続けますからね。
排泄がうまくできなくなると生活に支障を来します。
生活に支障を来すと家庭や仕事にも影響が及びます。
そして最終的に人生に暗い影を落とします。
大げさでもなんでもなく、オシリのせいで人生暗くなっている患者さんを大勢診てきました。
やり直しの手術もたくさんやってきました。
でも手術で修正しても、切りすぎた肛門は元に戻せません。
なんとか苦痛なく排便できるようにベストを尽くしてきましたが、正直、目も当てられないような肛門もありました。
そういった患者さんは全例、専門外の医師に手術を受けておられます。
肛門科は非常に特殊な科で、外科の一領域ですが、専門のトレーニングを受けるには、ごく限られた専門の施設や医師に学ぶしか方法がありません。
古くから専門の施設は存在して、実名を診療所のホームページに掲載しています。
困っている人の道しるべになれば・・・との思いでタブーを破って書きました↓
日本の肛門科の歴史と現状〜専門の医師を見分ける〜
患者さんのリクエストで復活させた
化粧品と発酵素するりの記事は
コチラ
便通・腸を整えて美肌を目指す 元皮膚科・現役肛門科の女医が教えるキレイ術
2020年12月25日に出版し、おかげさまで9刷目となり累計発行部数が3万部を超えるベストセラーになりました
オシリを洗っている全ての人に届けたい。
お読み頂けると幸いです。
そして2冊目も出版しました↓
手に取って頂けると幸いです
公式LINEでも情報発信中
敏感肌の私でも
かぶれずに使えて
なおかつ
美容効果を実感できる
自分のために作った
オリジナルコスメはコチラ↓
ドクターズコスメならではの技術がぎっしり詰まってます