昨年11月終わりに出した便秘本。
おかげさまで3刷目となりました。
とは言っても発行部数が少ないのでウォシュレット本には全然及びません
こちらの本は衝撃的だったようで↓
頑張ってベストセラーを目指したいと思います。
今回の便秘本は患者さんからは1冊目よりも分かりやすいと好評です。
なんせイラストが多い。
半分イラストなんです。
そしてそのイラストがかわいい
そして分かりやすい。
私が診察室で説明している内容がイラストで理解できる。
患者さんにとっては復習となるようです。
最近はこの本を読んで予習してから受診される新規の患者さんもチラホラ。
理解が速くて助かります
この本はブログ本なのです。
ブログの記事がそのままタイトルになっている目次もありますし、私が一番伝えたかったことが本になりました。
それは出口の便秘。
痔や肛門のトラブルを抱えて受診される患者さんのほとんどが毎日排便がある人です。
なのになぜ痔になったのよ
その答えが出口の便秘なんです。
毎日出てても残ってたら便秘。
便秘って「便を秘める」と書いてあるでしょう
どこにも「便が出ない」とは書いてない。
どこに秘めているのか?
出口(肛門)なのか、お腹(腸)なのか、で便秘の治療が全然違ってくるのだけれど、世の中の認識は「便秘=腸の問題」。
だからみんな一生懸命「腸活」をする。
お腹に対する働きかけをいくら頑張っても、出口の肛門には効きません。
そもそも役割が違う。
腸は便を作って運ぶ。
肛門は出来上がった完成品である便を出す。
腸は問題なく動いて毎日便を作り、せっせと出口まで運んでくれているのに、送り届けられた完成品である便を出す所でつまずいた。
だからつまずいた場所(つまり肛門)でトラブルが発生する。
問題は出口で起こっているのに、腸に効くことばかりやっているからいつまでたっても肛門のトラブルは無くならない。
薬や注射や手術も対症療法。
間違った排泄を直さなければ痔は良くならない。
だって痔は排泄の結果だから。
その間違った排泄を正さなければ痔は何度でも繰り返します。
そんな患者さんをたくさん診ています。
だからこの便秘本は診療現場から生まれた本なのです。
私には関係ないと思っている人にこそ読んで欲しい。
早く出口の便に気付いてちゃんと対処すれば、一生痔にならずにすむかもしれません。
私が目指すのは肛門予防医療。
痔になってから肛門科に行くのではなく
痔にならないために肛門科に行ってみる。
そんな世界を創りたい。
病人を治す医療ではなく、病人を作らない医療へ。
うちの診療所は肛門予防医療にシフトしてきました。
おかげさまで痔が治って自己管理がうまくできていて、年に1回のオシリ健診の患者さんが半数を占めるようになりました。
だからずーっと肛門科通いしている人に言いたい。
早く痔を治して通院を終わらせようよ。
肛門科は痔が治ったら通わなくてもいい所なんですよ。
ダラダラ通院が続いているのであれば一度、便通を見直してみて下さい。
見直すヒントがギッシリつまったこの本を是非お読み頂きたい。
あなたの便秘は出口で起きていませんか
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