コロナ後遺症が怖くてワクチンを打ったのに・・・ | みのり先生の診察室

みのり先生の診察室

5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

うちの診療所は肛門科です。

 

創立以来100年以上、肛門診療だけをやってきた施設です。

 

大阪肛門科診療所という名称も専門性の証。

 

看板に誇りをもって診療をやって参りました。

 

 

だけど・・・ここ最近、患者さんからの相談が激増しています。

 

オシリの相談ではなく後遺症の相談汗

 

 

年明けからオミクロン株が猛威をふるい、診療所の患者さんでも感染者が相次ぎ、予約のキャンセルの電話が毎日数件ありました。

 

2名を除き全員がワクチン接種済みです。

 

しかも12月に3回目の接種をしたのに1月に感染した人もおられました。

 

 

ここ最近多いのが20代、30代の患者さんで、コロナに感染し、そのあと体のだるさがずっと続いている、咳が止まらない、夕方になると微熱が出てしんどい、体力の著しい低下で仕事も休みがち・・・と言ったケースです。

 

いわゆる「コロナ後遺症」なのですが、全員がワクチン接種済みなんです汗

 

若い患者さんはワクチンを打とうかどうか迷っていて、10月や11月に接種した人が多い。

 

だからワクチンの効果がしっかり出ている時期にコロナに感染しているのです汗

 

「ワクチン、打とうかどうか、ずっと迷ってたんですよ。でも周りはどんどん打ってるし、打たずに感染したらコロナが重症化しやすいって言われたんで、コロナ後遺症になってもいやだしなぁと思って、秋になってから遅れて打ったんです。ワクチン打ったのにコロナ後遺症になるなんて・・・。こんなことにならないために打ったのに・・・。

 

「ワクチンの副反応よりもコロナ後遺症になるほうが怖いからワクチンを打ったのに、打ってもコロナ後遺症になるなら打った意味ないやん。副反応もしんどかったし、これじゃあダブルパンチやわ。」

 

と20代の患者さんが打ったことを後悔されてました汗

 

 

コロナはただの風邪じゃない

かかったら大変

だって後遺症が残ることがあるから

 

 

そんな風に言われて、じゃあ、ワクチン打ってた方が安心だよね・・・とワクチンの効果を期待して打った人も多いのではないでしょうか。

 

 

なのにコロナにかかって後遺症・・・。

 

 

これじゃあ打った意味ないやんむかつき

 

ってなりますよね。。。ホントに。。。

 

 

診察室ではオシリの話そっちのけで、ワクチンやコロナのことについて本音を吐露される方が多いです。

 

 

「ホントは打ちたくなかった。こんな体になってしまって、病院にかかって精密検査を受けても『何も異常なし、あなたの気のせい、精神的なもの』と言われて精神科の薬を出されたときには人をバカにしてるのかと腹が立った」

 

と言われた若い患者さんも大勢いて、あちこちのクリニックを受診、最後は大学病院まで受診したけれど、どこに行っても治らない。

 

もう相談できるところはない

あきらめるしかないのか・・・

 

と絶望していたところ、私のブログを読んで、肛門科でも相談していいんだ・・・と、肛門の診察の後、相談されることが増えてきています。

 

中には患者さん本人ではなく、ご家族の相談も多く、コロナ後遺症やワクチン後遺症の治療の相談で、ご家族が受診されることも増えてきました。

 

 

昨年までは分子栄養学的なアプローチ点滴療法で治療してきたのですが、今年に入ってからイベルメクチンがワクチン後遺症に効くと長尾先生に教えて頂いたので、患者さんと相談し、希望者に投薬治療を行ってきました。

 

長尾先生が70%くらいの人に効くとおっしゃっていた通り、ラッキーなことに、ほとんどの患者さんで症状の改善が認められています。

 

治療効果についてはデータを集積し分析したいと思っています。

 

イベルメクチンについては以前にも記事に書いています。

 

 

イベルメクチンにはコロナウイルスが細胞に侵入するのを阻止する作用、細胞内に侵入したウイルスが増殖するのを抑制する作用だけでなく、免疫調節作用もあることが分かっています。

 

(北里大学の花木秀明教授のスライドより)

 

だからコロナ後遺症やワクチン後遺症に効いているのかもしれませんね。

 

 

いずれにせよ、副作用も特にないので服用してみる価値はあると思っています。

 

早い人だと5日間服用で完治終了となっています。

 

 

今後増えてくるであろうワクチン後遺症の切り札になってくれるといいのですが。

 

 

コロナ後遺症は全国の医療機関でも「コロナ後遺症外来」を開設しているところがあるので、まだ行き場があるのですが、ワクチン後遺症については医療者側が「ワクチンの後遺症である」と認めないため、治療もしてもらえず、困り果てている人が多いでしょう。

 

コロナ後遺症とワクチン後遺症の症状がソックリなので、同じように治療すればいいと、後遺症をたくさん診ている先生から教えて頂きました。

 

 

またワクチン後遺症の治療は当然、どこに行っても自費になることがほとんどなので、私たちのような自由診療の施設はお役に立てるかもしれません。

 

 

こんなこと言われた患者さんもおられましたが・・・

 

 

 

ワクチンを打てば安心

ワクチンを打ったらコロナにかからない

ワクチンを打てばコロナが重症化しない

ワクチンを打てばコロナ後遺症にもならない

 

 

そのワクチン神話を信じ込まず、冷静に3回目、4回目接種を考えて下さいね。

 

診療所のセラピードッグ「ラブ」あしあと

やっと春がきましたしっぽフリフリ

ドッグランの季節ですわんわん

 

 

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