溜まりに溜まっている患者さんが書いて下さったアンケートをご紹介。
今日のアンケートは最近来られた患者さんのものです。
まだ2〜3年前の患者さんの分がたくさん残っているのですが、診察の記憶があるうちに記事にしたいと思います。
今日ご紹介する患者さんは脱肛の50代女性。
10年ぶりくらいに来院された患者さんでした。
オシリを見れば(診れば)、その人がどんな排便をしているのか、どんな風に拭いたり洗ったりしているのか、患者さんが話してくれなくてもほとんど分かります
トイレでこんな風にきばってるでしょ
こんな風に拭いてるよね
お風呂でもこういう風に洗ってない
とジェスチャーで表現するのですが、皆さんビックリされます
「先生、なんで分かるの私のトイレ、のぞき見してるみたい
」
とよく言われます
それくらい当たりますね。
いや、だって
オシリみたら分かりますもん。
特にウォシュレットを使ってるかどうかはスグに分かりますね。
洗い過ぎたオシリは悲惨なことになってますから
ウォシュレットを使ってないのに皮膚が荒れてる人は、だいたい拭き方が間違ってるか、お風呂で洗ってるかなんですよね。
患者さんに何も訊かなくても診断できます
目は口ほどにものを言う
と言いますが
肛門は患者さんより排便を語る
ですよ
キレイに洗ってる人ほど肛門周囲に便が付いていることもしばしば
そもそもね
スッキリ排泄できてたら
洗う必要なし
なんですよ
洗わないといけないような排便が間違ってる。
その間違った排便を正さないと、どんな治療してもまた痔になりますよ。
だから痔の根本治療は痔の原因となった便通を直すこと。
肛門のトラブルを抱えている人は排便を見直してみて下さいね
診療所のセラピードッグ「ラブ」
真ん中がラブです
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