ホームページやブログをしっかり読み込んでから受診された患者さんでも、実際に診察を受けて便秘の診断をされると衝撃を受けられます。
え
今日はスッキリ出たと思ったのに・・・
と自分のスッキリという感覚が当てにならないことにショック
そして残った便を出してもらうと納得。
こんなに残っていたとは・・・
とトイレで出した便を見て呆然
こんなに出口に便を隠し持っていたら痔にもなるよね
こんな便通だから痔になったのだということを体感してもらい、そして便を出し切ったら痔が改善することを次の診察までの2週間で経験する。
この患者さんのように坐薬に苦戦しながらも、便をスッキリ出したら快適に過ごせるようになるケースも多いです。
手術と言われたヒドイ脱肛でもキレイに中に入ってしまう患者さんもおられます。
手術を覚悟していた患者さんも、便をちゃんと出すことによって脱肛が改善し、手術をキャンセルされることも多く、だからどんなにヒドイ痔でも、最初から手術を勧めるのではなく、まずは便通を直してもらう。
それで良くなれば手術せずに痔と付き合ってもよし
改善しないなら手術を考える。
だからうちの診療所では手術になる確率がとても低い。
手術率はだいたい1%くらい。
多くの患者さんが手術をせずに痔とうまく付き合っておられます。
それで10年、20年たっている患者さんもいる。
イヤになったら、
悪化したら、
いつでも手術は受けられる。
手術しようかどうか悩んでいるなら、受けない方がいい。
悩んでいるということは、まだ気持ちが固まっていない証拠。
痔があっても、出血や痛みなど何も困った症状がなければ、手術をせずに痔を持っていていいんです。
それにね
手術や注射療法を受けても、痔の原因となった便通を直さなければ、また痔になりますよ。
痔は何度でも繰り返されます。
だから痔の根本治療は痔の原因となった便通を直すこと。
手術や注射療法を受ける前に便通を直してみませんか?
診療所のセラピードッグ「ラブ」
「こんにちは!」のポーズ
待合室に行って
患者さんにこのポーズをしているラブ
このポーズをしたら
「こんにちは!」と言って下さいね
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患者さんのリクエストで復活させた
化粧品と発酵素するりの記事は
コチラ
便通・腸を整えて美肌を目指す 元皮膚科・現役肛門科の女医が教えるキレイ術
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是非、本屋さんで買ってください