化粧品には有害物質が含まれている?! | みのり先生の診察室

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お尻で悩める人へのメッセージ

女性の多くの方が毎日使う化粧品。

 

その中身の安全性について考えたことがあるでしょうか?

 

なんと「多くの化粧品には有害物質が含まれている」という報告が海外でありました。

 

メイクコスメの半数以上が高濃度のフッ素を含有していたというのですガーン

 


米国やカナダで販売されている化粧品の多くには、有機フッ素化合物のPFAS(パーフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物)が高濃度に含まれており、深刻な健康問題を引き起こす可能性のあることが、新たな研究で明らかにされました。(米Green Science Policy InstituteのTomas Bruton氏らによるこの研究結果は、「Environmental Science and Technology Letters」に6月15日掲載されています)

PFASは、4,700種類以上の化合物を包含する化学物質の総称で、熱や水に強く、壊れにくいという性質があります。

 

この性質を利用して、汚れをはじく衣類や焦げ付き防止の調理器具、ワックス、塗料、洗剤など、日用品から工業製品まで幅広く利用されています。

 

化粧品では、耐久性を高めるとともに伸びを良くするためにPFASが使われているそうです。

 

ところがこのPFASは「永遠に残る化学物質」とも呼ばれるように、分解されにくいため、環境中や生体内に蓄積されやすい。

 

過去の研究によると、数種のPFASには毒性があり、腎臓がんや精巣がん、高血圧、甲状腺疾患、子どもの低出生時体重や免疫毒性と関連することが報告されています。

米国とカナダで市販されている231種類の化粧品を調べたところ

なんと、半数以上(52%)に高濃度のフッ素が含まれていたそうです。

 

 

その割合が最も高かったのはファンデーション(63%)で、その他のアイメイク製品(58%)、リップ製品(55%、リキッドリップに限ると62%)、マスカラ(47%、ウォータープルーフ・マスカラに限ると82%)がそれに続いています。

 

特にウォータープルーフ・マスカラやリキッドリップ、ファンデーションには高濃度のフッ素が含まれていたと。

だけど製品ラベルに成分としてPFASを記載していたのは1製品のみ。

 

これじゃあラベルを念入りに調べて有害な化学物質を避けようとしても無理じゃないですか汗
 

 

最近、外国の化粧品がネットで簡単に手に入るので、使っている人も多いでしょう。

 

 

外国の化粧品は日本人の肌に合わないことも多く、日本では使われていない物質が入っていることも・・・。

 

 

永遠に残る化学物質を取り込まないためにも、効果や使用感よりも安全性に目を向けて欲しいものです。

 

 

私自身は、敏感肌で何を使ってもかぶれるので、外国の化粧品なんて使えませんでしたが、かぶれないので使い続けている人も多いのではないでしょうか。

 

 

私が作ったオリジナルコスメMinori Doctor's Cosmeticsの商品は敏感肌の自分でも使える処方にしています。

 

毎日使うモノだからこそ、とことん安全性と品質にこだわりたい。

 

そう思って作りました。

 

特に「水のチカラ」シリーズは重症のアトピーの人でもお使い頂いています。

 

安心してお使い下さいね。
 
 
皆さんもお使いの化粧品の中身をチェックしてみて下さいねウインク
 
診療所のセラピードッグ「ラブ」あしあと
最近は診察室に居ますので
声かけて下さいねしっぽフリフリ

 

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