ケルセチン | みのり先生の診察室

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5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

今日は患者さんのリクエスト記事。

 

ケルセチンという栄養素を数人の患者さんから診察の時に尋ねられまして・・・

 

皆さん、よく調べて勉強されているようで、「コロナやワクチンのことが心配だからケルセチンという物質を摂取したいけれど診療所でサプリを取り扱っているか?」という問い合わせを頂きました。

 

実は患者さんには処方してませんが、私と子供たちは既に飲んでおりました。

 

ケルセチンとは

 

野菜や果物、お茶などに含まれる天然の色素成分。

 

フラボノイドの一種抗酸化作用があります。

 

免疫を高めるために必要な栄養素である亜鉛の吸収率を高めてくれるため、亜鉛と一緒に飲むと良いとされています。

 

ケルセチンの作用

 

ケルセチンには様々な作用があります。

 

  • 細胞膜を安定させ、アレルギーの元となるヒスタミンの放出を抑制する
  • 抗炎症作用
  • 抗動脈硬化作用
  • 脳血管疾患の予防
  • 抗腫瘍効果
  • 降圧作用
  • 強い血管弛緩作用
  • 解毒酵素であるグルタチオンを増やす
  • 尿酸合成を抑制する
  • 白内障リスクを軽減する

 

サプリとしては花粉症やアレルギーにオススメしていたのですが、様々な作用があるため、日頃から飲んでいても損はありません。

 

アメリカでは新型コロナ予防、治療のサプリメント処方に含まれている

イースタンバージニア医科大学の救命救急医療部のポール・マリック教授は、「ビタミンCとケルセチンは、各々の抗ウイルス作用と免疫調節作用がある。アスコルビン酸はケルセチンをリサイクルする能力があるので、同時投与により、相乗的な抗ウイルス作用を発揮し、その有効性を高めるだろう」と述べています。

 

(「新型コロナウイルスはビタミンC、D、亜鉛で克服できる!」柳澤厚生 主婦の友社 より)

 

 

 

診療所で取り扱っているケルセチンサプリは「かむタイプ」のもの。

 

ラムネのように食べられます。

 

味も結構おいしいです。

 

私は毎日ではなく、外出して人混みに居た時や、疲れたときだけ摂取しています。

 

アレルギー症状がある人や、血圧が高い方、生活習慣病が気になる方、お酒をよく飲むため尿酸値が高めの方などにもいいでしょう。

 

 

診療所で処方出来ますので欲しい方は診察やお電話、窓口でお問い合わせ下さい。

 

診療所のセラピードッグ「ラブ」あしあと

最近は診察室にいますよ〜しっぽフリフリ

ラブに会いたい方は

おっしゃってくださいねわんわん

 

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患者さんのリクエストで復活させた

化粧品と発酵素するりの記事は

コチラ下差し

 

便通・腸を整えて美肌を目指す 元皮膚科・現役肛門科の女医が教えるキレイ術

 

2020年12月25日に本を出しました!

 

是非、本屋さんで買ってくださいドキドキ