今日は患者さんたちが興味津々の化粧品の話です。
目元専用クレンジングのご紹介
私はアイメイクをしないので必要ないと思ったのですが、アイメイクをバッチリしている娘のために導入しました。
アイライナーやマスカラ、アイシャドーなど目の周りに付いている化粧を落とす時に、どうしてもこすりがち。
目の周りの皮膚は薄いため、こするとダメージが大きくなります。
乾燥したり、赤くなったり、シワが目立ってきたり、色素沈着したりしていませんか
それは洗い方に問題があるかもしれません。
オシリと同様、顔も洗いすぎると良くないです。
こんな本
を出しましたが、さすがに「顔を洗うのはやめなさい」とは言えない
メイク汚れはしっかりと落とさなければ肌荒れの原因になってしまいますから。
だけど、メイク汚れと一緒に大切な皮脂膜も洗い流していませんか
皮脂膜が剥がれると、皮膚内部から水分が蒸発し、皮膚が砂漠状態になります。
いくら表面を高価な化粧品で覆ってみても、内部が乾燥していたらハリのある肌にはならない。
シワが目立っていたり、シワが深くなっているのは皮膚の内部が乾燥しているからかもしれません。
それだけではありません。
皮脂膜が剥がれるとメラノサイトというシミやホクロの原因となる細胞が活性化されて増殖するのです。
だから洗えば洗うほどシミやホクロが増えて、肌全体がくすんだようになる。
この本
にも書きましたが(140ページをお読み下さい)、オシリと顔は面白いほどに一致するので、顔を洗いすぎている患者さんには、洗顔方法を指導したり、クレンジングや洗顔料を見直してもらうこともあります。
理想的なクレンジングや洗顔料とは、皮脂膜を落とさずに汚れだけを落とすもの。
こすったりしなくてもメイク汚れだけを落としてくれるクレンジング。
特に目元はこすらずに落とせるモノが理想。
アイメイクをしていない私も見本品を使ってみましたが、泡を乗せるだけで、こすらなくてもキレイに汚れが落ちました。
ただ、洗顔後、ヌルッとしているので、洗った気がしないかもしれません。
それは皮脂膜が残っている証拠なので、こすって落とそうとしないでくださいね
どうしてもヌルッとした使用感が気になる場合は、クレンジングのあと、水のチカラの「生きているクレンジング液」を使えばOK
サッパリした洗い上がりになります。
目元専用クレンジングですが、もちろん肌全体に使ってもOK
敏感肌の方でも使える処方となっています。
興味のある方は診察室で聞いて下さいね。
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