今日は脱肛、痔瘻、裂肛、肛門狭窄症とオンパレードだった20代女性患者さんのアンケートをご紹介。
遠方から来られた患者さんだったのですが、当院で手術をされ、痔を治して、今では元気に年に1回のオシリ健診で通って来られています。
患者さんのアンケートが山のように溜まっているため、掲載するのが今ごろになってしまいました
うちの診療所は自由診療。
だからあちこちの肛門科を回ってから最後に来られる患者さんも多いです。
そこでよく言われることが「診察が全然違う」ということ。
直腸診も肛門鏡診も随分違うと。
直腸診に関しては、挿入している時間が長いとも言われます。
「今までの先生はズブッと入れてスグに抜いていた」と。
私は自分の指が届くところまでしっかり挿入し、奥の直腸に癌がないかどうかを念入りに確認しています。
ほとんどの患者さんで便が確認出来るので、便出しをしてもらってからもう一度直腸診をします。
そこで、便をどけたら癌があった・・・ということも今まで多々あったので、必ず排便後にもう一度診察をするようにしているのです。
ズブッと入れてスグにスッと抜いていたら何も分からないので・・・。
診察が痛くないということは多くの患者さんから言われました。
何が違うのか、他の施設の先生の診察を見たことがないので分かりませんが、患者さんによると随分違うようです。
以前、このような記事を書いています
肛門を専門にしているかどうかで診察も治療も手術も随分違うと思うので、できるだけ専門の先生を選んで受診されると良いでしょう。
専門にしている先生の探し方はコチラのサイトを参考にしてみてください
日本の肛門科の歴史と現状〜専門の医師を見分ける〜





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患者さんのリクエストで復活させた
化粧品と発酵素するりの記事は
コチラ
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