全くもって感染経路不明 | みのり先生の診察室

みのり先生の診察室

5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

新型コロナが蔓延してから1年以上が過ぎました。

 

幸いなことに私を始め家族やスタッフ、診療所の患者さんで感染者ゼロでずっときていたのですが、ここにきて2名、コロナにかかった患者さんがおられました。

 

年間3千人くらい診ているので割合的には千人に一人も居ない確率になりますね。

 

周りにコロナにかかった人がいないので、診察室で根掘り葉掘り色々と聞いて教えてもらいました。

 

患者さんは3人家族。

 

最初に発症したのは患者さんのお母さん(60代)。

 

発熱してPCR検査を受けたところ陽性で診断されたそうです。

 

症状が軽かったため自宅療養に。

 

うつされないように気をつけて生活していたけれど患者さんと妹さんも数日して発熱。

 

病院を受診しPCR検査をして陽性。

 

コロナ確定となって家族全員で自宅療養となったそうです。

 

3人それぞれの職場でPCR検査を実施されたそうですが陽性者ゼロ。

 

どこでうつされたんだろう・・・?

 

ということになって、色々と聞き取り調査をされたのですが、3人とも自宅と職場の往復だけで、外食は一度もしてない、立ち寄る所と言えばスーパーくらい。

 

1年以上、一度も外食をしていない・・・ということに驚きましたが、もともと家でご飯を作って食べる習慣だったそうで、別にコロナ禍になってから外食をしていないというワケでもないとのこと。

 

職場にはお弁当を持っていて会社で食べていたのでランチ外食もなし。

 

家を出て、電車に乗って、会社に行って、スーパーに寄って帰ってくるという生活。

 

一体どこでうつされた?

職場ではないし、電車かスーパー以外、考えられないと・・・汗

 

患者さんと二人で首をかしげてしまいました。

 

メディアの報道やSNSで、コロナにかかる人は会食したりカラオケに行ったりして感染対策を怠ったからだ・・・というコメントを見聞きしますが、うちの患者さんに限ってはそういったことは一切ありませんでした。

 

こんなに気をつけていたのにどうしてかかったのだろう・・・?

 

と言われていました。

 

マスクもずっとつけていたし、手洗いに消毒も徹底してやっていたし、本当にどこにも出かけていなかったと。

 

テレビ報道で

 

マスク無しの会食

飲み会

 

が感染リスクと言っていましたが、そんなことも一切なし。

 

全くもって感染経路不明です。

 

幸い、症状も軽く、発熱と味覚障害・嗅覚障害があったくらいで今は完全に治っています。

 

良かったですね。

 

大阪市から自宅療養者に数日分の食料が送られてきたそうですが、その中身に戸惑ってしまったそうですあせる

 

カップラーメン

レトルトカレー

パン

ジュース

 

などなど、大凡カラダにいいとは言えないものばかり・・・ガーン

 

普段、カップ麺やレトルト食品など食べることがないので困ったそうです汗

 

結局、宅配スーパーを利用して生鮮食料品を購入し、自宅で調理して食べられたそうです。

 

調理しなくても手軽に食べられて、日持ちするもの・・・という配慮でそのような内容になったのだと思いますが、病院食といい日本は栄養学に対する考えが古すぎて欧米に比べて30年以上の遅れをとっています。

 

どうせなら栄養のある食べ物を提供するか、それが難しければビタミンC、D、亜鉛のサプリメントを支給した方がいいのに・・・と思いました。

 

アメリカではトランプ前大統領がコロナに感染した時にビタミンDと亜鉛が処方されていましたし、アゼルバイジャン共和国では自宅待機をするPCR陽性者に公的に配布されたそうです。

 

日本はまだまだですね汗

 

栄養について知らない、学んだことがない医師が多いため、栄養療法やサプリメントを胡散臭い、金儲けしたいのだろうと批判されることもしばしば汗

 

でも栄養は治療の要だと私は考えています。

 

なぜなら私たちのカラダは食べ物をはじめとする口から入るモノによって作られているからです。

 

何を食べるか

何を接種するか

 

はとても大切。

 

どんなに気をつけて生活していても、この患者さんのようにコロナにかかってしまうことがある。

 

コロナにかからないように気をつけることは大切ですが、それ以上にかかっても重症化しないような体作りのほうがスグに始められて簡単だと思うのです。

 

だから私は患者さんにコロナ対策として栄養素の摂取をオススメしています。

 

うちの患者さんの感染率が低いのも、重症化した人がいないのも、栄養状態が良いからではないかと思っています。

 

私が患者さんにコロナ対策セットとして処方している栄養素は

 

マルチビタミン&ミネラル

リポソーム型ビタミンC
ビタミンD
亜鉛

タキシフォリン

FK23

 

特に上の4つは必須。

 

コロナに負けない体作りをこれからも継続しようと思います。

 

リポソーム型ビタミンCについてはコチラ

ちゃんと細胞に届くビタミンCサプリ

 

タキシフォリンについてはコチラ

 

 

診療所のセラピードッグ「ラブ」あしあと

手前のトイプードルがラブですしっぽフリフリ

2ワンで一緒に歩くトレーニング音譜

上手に出来ました拍手

 

クリックお願いしますお願い

にほんブログ村 病気ブログ 痔(ぢ)へ
にほんブログ村

 

患者さんのリクエストで復活させた

化粧品と発酵素するりの記事は

コチラ下差し

 

便通・腸を整えて美肌を目指す 元皮膚科・現役肛門科の女医が教えるキレイ術

 

2020年12月25日に本を出しました!

 

是非、本屋さんで買ってくださいドキドキ