昨年出版した私の本
おかげさまで大反響でして、様々なメディアに採り上げられています。
衝撃的なタイトルですもんねぇ
私が肛門科医に転身した頃のウォシュレットの普及率は2割程度だったのが現在は8割を超えていますから、ほとんどの人が使っているのではないでしょうか。
痔や便秘に悩んでいない人でも、このタイトルを見て衝撃と疑問を持つはず。
え
オシリって
洗ったらアカンの
なんで
と。
まさしく、そう思って欲しいと願ってこの本を書いたので、チラッと立ち読みするだけでもしてくれたら嬉しい。
そして出来れば日本中のトイレに置きたいくらい
ウォシュレットのスイッチの上の目に付くところに、本の表紙を貼っておけば、スイッチを押す手が止まるかも。
そもそもね
なんでオシリを洗ってるのか、よーく考えてみて欲しい。
清潔にするため
という答えが返ってきそうですし、実際に私の診察室で患者さんに投げかけた問いに対する答えがこれでした。
清潔になってるって本気で思ってる
それは全くの誤解です
オシリは洗えば洗うほどキタナクなります。
洗っている人ほどオシリが汚いという悲しい現実を、診察室から声を大にして訴えたい。
そもそもね
スッキリ排泄出来ていれば洗う必要ないんです。
洗わないといけないのは、便を出し切れてないから。
いくら外を洗ってみたところで肛門の中は便まみれ
だから洗っても紙に便が付くんです。
ウォシュレットで洗わないと何度拭いても紙に便がつくから・・・
と言われる人が多いですが、洗ってもキレイになってませんよ
そして何度も拭くからオシリがボロボロ
何回まで皮膚に負担がかからないのか
それを患者さんの実例をもとに回数を具体化しました。
拭く回数についての記事が東洋経済オンラインで採り上げられ話題になっています。
記事が配信された直後はアクセスランキング4位に。
現在は週間ランキングで6位に入っていますね。
Yahoo! Newsでも採り上げられました。
肛門科医「お尻拭くのは3回まで」と唱える理由
良かれと思ってやっている習慣が、オシリに負担をかけ、悲惨な状態になった患者さんをたくさん見ているので、一人でも多くの人に情報を伝えたいです。
知って欲しい、オシリの真実
診療所のセラピードッグ「ラブ」
最近、ちょこちょこ診察に出てます
相変わらず寝てることが多いですけど
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患者さんのリクエストで復活させた
化粧品と発酵素するりの記事は
コチラ
便通・腸を整えて美肌を目指す 元皮膚科・現役肛門科の女医が教えるキレイ術
2020年12月25日に本を出しました
是非、本屋さんで買ってください